小説 | ナノ
meiden

こんな形で、
あたしを終わりにしたくないよ。

だけど駄目なの。
どうすればいいかわかんないの。

ここが限界だと。
思ってしまえば終わり。

だけど独りじゃどうしようもないじゃない。

明日が来ることが、
いつもとは違う意味で怖くて、

笑顔の隙間で、
本当は吐き出しそうなくらい


嘆きはもう、やめにしよう。

トチ狂っちゃおうか。


大事だった、
大事だったものを

もうどうやって
慈しめばいいか解らない。


目は閉じたまま、
生まれて初めて、愛せなくなってしまった、




2012 8,20 18:04

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