実力がない

 センスと才能がなさすぎて、しにたい…。
 ないなら、努力なさい、と思って努力したつもりでいたけど、つもりだった。
 企画もできない、イベントにも参加しない、読者との交流もしない、リクエストにも応えない。ただ書きたいこと書いてるだけ。
 別にただ書きたいことを書くだけなら、それで良いと思う。
 なのに、己と来たら、センスが欲しい才能が欲しいと駄々をこねる。だったら、書きたいように書いてるだけじゃダメなんだぞ、と。天才じゃないんだぞ、と。
 
 語彙力がない。表現の幅が狭い。内容に偏りがある。
 隣の芝生は青いって言っても…。
 昔すごく好きだった同人作家さんがTwitterやってたから、こっそりフォローしたら、あまりにも穏やかすぎてしにたくなった。わたし、人格も未熟だ…。
 第一線????最前線???で人気で、よくお名前を見かけて、BL専門サイトで有名な人たちは、人格も人徳もある。
 わたしは…?

 書き始めて少なくとも5年以上は経っているのに、当初から何が違うの?何も変わらない。停滞。本ひとつ出せず、あ、同人誌は作ったけど。Adobeがなくて今は積んでるので、資金を手に入れたら真剣にサブスク検討します。それはいいや。
 イベントに出ないのは、結局、自分がいかにちっぽけかを知りたくないからだと思う。売ったりイベントに出たら、自分がいかに井の中の蛙か思い知ら。それが怖いんだろうな。
 自信はないのに自己愛ばかり肥大なので、言い訳で自己防衛し続けている。成長がない、成長する余地を残さない。
 
 わたしはわたしの作品が好きだけど、時々、それだけじゃ足りなくなる。わたしは好きだけど…どどどど。
 すごいあまりにも何もできなくて、人とも上手に交流できなくて、どっか行きたい。辞めたい。書くのは辞めないけど。
 消えても書ける、パソコンかスマホがあれが書ける。
 一方で、それでも頑張ってきたよね、って。わたしが消えることで、数人は悲しむよね、とか。自惚れだろうか。
 ただレグルスは試作だけど遺書的に販売してるから、もし消えても、数人の人の手元には自分がいた証があるからもういいかなって。
 恥ずかしくもあるけど、その人たちは、少なくともその時は、そこまでして自分に心を配ってくれて、そういう人がいて、一過性でもその人たちと繋がれたというか。まあ生きた証だわな。
 生命的にはわたしはどこかで生き続けるけど、アカウントもサイトも消したらもう誰もわたしのこと知らないし忘れられるし。そんな中、防衛同人誌を一個作ったのは、思い出になるなと思った。遺書だな、遺書。
 真剣に遺書を作ろうか…作るべきかな。

 自分、もう頑張ってもこれ以上伸びないのかな。伸びたのか知らないけど。

 pixivでランキングに乗れるように、とか、文芸に紹介されるように、とか頑張ってきて、一番はダメだけど、一回、ならなんとかなった。一回ってまぐれだからやっぱり実力がない。
 他の人すごいな…。

 わたしには実力も足りてない。もうどうしたらいいんだろう。発想?文章力?企画力?
 わたしには何がたりてない?何も足りてない?

 そろそろ真剣に批判されることに耐えるべきかな。
 じゃないと、自分はいつまでも何もできないままかな。批判に耐えきれずに潰れるなら、その程度なのかな。それで書けなくなる程度なら、その程度なのかも。

2020/05/07 20:14