【考え事】

おそまつさん好きなんですけど、どうにも今回は二次創作が口に合わないみたいで、
支部のランキングでホモ補給ができなくなった結果、
なにひとつやる気が出ません。

ランクにない好きなものを探しに出かけるけど、旬ジャンルじゃないから増える数は多くない。
マイナージャンルじゃないはずなんだけれど、おそまつに比べたら…って感じ。

ところで、自分の作品について。
友人に「pixivはあってないね」って言われて、わたしも頷きました。
確かに、pixivでも最近は創作BLは注目され始めていますが、ランキング見て思うのは漫画。
小説でランキングに入っている方もいるとは思うのですが、お気に入りの数から言って、漫画が凄いもので5000いくのに対し、小説は1000?とか2000?
質の問題ではなく、注目度と認知度の問題だと思います。
pixivという空間にオーディエンスが求めているのは、二次創作なのだろうな、という印象。ランキングから考えてもそう思います。

なので、一次創作であるお話、且つ、漫画ではなく小説ともなると、余計に認知度と注目度は下がります。
注目されたいという話でもないので、そこに関しては不満はないのですが、
裏を返せば、オーディエンス(読者)がpixivに求めているものは、体感の優先順位ですが
二次創作の漫画>二次創作の小説>一次創作の漫画>一次創作の小説、なのだろうなと。
まあ、マイナージャンルを入れると、その順位は変わってきますが。
つまり、わたしの話の内容はおそらくpixiv受け=pixivのユーザー向けではないのだろうという気がしています。
確かに走れのようなものはある程度読まれているようで嬉しいのですが。

わりと書き始めてからずっと考えていることで、
あっていないならば、自分にあっているところにいきたいなぁと。
ただ、それが見つかりません…。

小説家になろうさんは、小説家になりたい方のところ?ですし、そもそも破廉恥なものはアウトらしいですね。
創作BL自体は構わないのかもしれませんが(詳しい事を知らないのですいません)、
私は話の内容を破廉恥にしたいというか、表現上、性描写を入れたい時があるので、
その制約は厳しいな、と。
となると、BL向けのムーンライトノベルスさんもあるようですが、
ユーザー嗜好がファンタジーに寄っているという事を聞き、
これは全く自分向けではないな、と思いました。
ファンタジーを書くのが苦手なので。
かつ、わたしは思い切りBLという話も勿論書きますが、基本はBLなのかなんなのかわからない話ばかり書きます。
同性愛者の方に対し失礼のないようにと、せめてもの思いはないわけではないので、
あえてBLと区分していますが、個人的には同性愛のお話を書きたいなくらいの気持ちです。
男の子同士が自分は好きだったのでそっちを書いているだけで、性別は女の子でもよかったのかも、と思うことも…まあ、いいや。
とにかく、ムーンライトノベルスさんに関しては、ファンタジー嗜好、強いBL色という点で自分のお話に合致しません。
で、断念。

他、知っているのはBeLOVE?さんや、エブリスタさんですが、
どちらも一度は登録して文章を載せてみたのですが、
単純にあまりにも書きにくい、読みにくい、投稿しにくいということで、
使い勝手(UIレベルかな)が悪いので、こりゃ無理だな、と思いました。
まあ、これは我儘な話ですが。

で、結局、pixivは、ユーザーの需要と自分に供給が合いにくいというのは承知の上で、
ある意味で、だからこそ創作BLでファンタジー傾向があるだとか、
そういう縛りがない点では、ある意味楽に過ごせるのかな、と。
そして、BL色があまり強くなかったとしても、そもそもpixivが「BL小説投稿場」としてあるわけではないので、
グレーゾーンに落ち着く事が出来ます。
UIも長年使っているという事もありますが、そもそも非常に投稿しやすくて、
スマホアプリは微妙ですが、まあ、読むのも読みにくくないですし、
文字も縦やら横やら出来るのである程度、小説も読める。

っていうことで、現状、pixivから動けない。

自分のお話にどういうラベルを貼ればいいのかわからないです。
走れは確かにBLだなと思って書いていますが、
短編のいくつかはそういう気持ちじゃない時があります。

私はBLが大好きですが、BLというレッテルに含まれている、なんて言えばいいのかな、
良くも悪くもある先入観とか、固定観念とか、とにかく意識レベルの何か、
そういうものが、自分が描こうとしているものとズレを引き起こす事があります。
BLを馬鹿にしているわけじゃありません。大好きです。でも、自分のお話を表そうとした時に、
このBLという単語は、どうにもしっくりきてくれない時が時たまあります。
でも、なんて言えばいいのかもわからないです。

話を書いているくせに、文学に詳しくないのが物凄く恥ずかしいのですが…。

結局、何を書いてるんだろうなぁとよく思います。
ただ、人が好きなので、人を書こうとして、人を書こうとするけど、描きたいのが男の子で、それで、男の子と男の子が一緒にいるのが好きで、なので男の子で。
それってつまりBLじゃない?と言われればそのとおりなんですけど、強弱が違うのかな。
なんて言えばいいのかな…はぁ。

お友達が「本屋さんに置いてあるお話」と言ってくれて、それがすごく素敵な表現で心に残っています。
他の方にも「紙のお話を読んでいるみたい」って言われて。
凄くそれが嬉しい半面、おそらく、つまりはそういうことなんだな、と。
創作BL小説というと、一概には言えませんが、ネット小説で。そもそもわたしがやっているのもネットなので、ネット小説なのですが。
ただ、雰囲気?とか、何かが紙っぽいところがあるようで。
だから、そこがBLというレッテルを貼るときに、引っかかるのではないかな、と。
挙句、商業でもないので、より一層奇妙な感じに。違和感が。

でも、この「紙」とか「本屋」って表現が素敵だなと思うのは、
それは私がプロのようであるとか、そういうお話ではないんだろうな、と思って。
プロであるとかそうでないとかではなく、文章の何かが「紙」として売られているものを連想させるのが、
凄く面白いし、素敵だなって。言葉がわからん。

私も、別にプロが云々とかどうでもいいです。
それに、自分のお話にかぎらず、「ああ、まるで紙の本で読んでいるみたいなお話を書くんだなぁ!」って思って、すっごく素敵で、本当に好きなお話を書く人たちがいて、
その人達を前にして、わたしは別に「プロなのかな」とか「プロになればいいのに」とか思う以前に、
紙の本という感動の仕方をします。あ、ホントに日本語いみわからなくなってきた。
まとまりのない文章でいいや。

なんか、その感覚、それと同じものが感じられているのであれば、嬉しいなと。
でも、プロでもないわたしは、紙で売ることは到底出来ないので、
こうしてネットであげるしかないです。お金もかからないのでね。
本当はわたしも紙で出したいです。
別に売れなくていいから、紙でありたい、というか。
古臭いんだけれど、なんだろう、紙として読まれてみたいな、って。
片手間に読まれるんじゃなく(これは異論があることはわかってます)、
紙として読まれるって、凄く今の時代、贅沢なことだなと思うんですよ。
だから、そういうものに自分のお話が同じように扱われているんだとしたら、
嗚呼、それってどんだけ贅沢でありがたいことなんだろうなぁと思います。

でも、紙で出せない…はぁ
わたし、夢としては、古本屋の棚の端の方で、忘れられて日焼けしてる文庫本になりたいんです。
それで、ぜんっぜん誰にも買われないんですけど、
ほんっとうにたまたま買ったかたが手にとって、「あらやだ、これって男の子同士のお話だわ!」ってなって、
その結果、それに対して「素敵ね」って言って貰えたら
もう最高だなと。本当に。これが小さな夢。プロになりたいとかそうじゃなくて、
ただただ単純に、そういうロマンスを感じている。

何回も言うけど、紙では出せないんですけどね。
文庫本サイズがいいんです。譲れないんです。
お友達が3kまでなら出せる、というので、
お友達のぶんだけでも作ってみようと思いつつ、3kは法外なので、
800円くらいに抑えたい。それくらいならまあギリギリかな、と。
短編がいいんだけれど、あれ、長いので、100pくらいになるですよね、文庫本にすると。
分厚いなと感じる文庫本が300pくらいなので…
でも300pもある文庫本って、売られているものは大量に印刷してあの値段ですよ。
わたし個人が数冊刷るので300pの文庫本って、流石にわたし破産します…お金ないですそんなに…
ということで、貧乏で売れない(売っていない)物書き未満のわたしは
今日も今日とて、金のかからぬネットでお話を掲載するのです…

目指せ文庫。
作ろうと思ってるんですけど、わたし、Wordじゃないんですよ。
Wordじゃないってことは縦書きが出来ないんですよ。
文章がね、縦書きにできないんですよ。
あと、入稿?の仕方とか、まじで一つもわからなくて
本当誰か無料で一冊渡すのでお手伝いして欲しいくらいですわ…いや、勉強しますよ

目標として、この春に一冊作ってみようという気概でいます。
短編の再掲ですが。
可愛い装丁にして、インテリアにしてもギリギリなんとかなる、電車で開いちゃってもよもやBLと思われまい!っていうスタイリッシュスタイル。
そんな風にできたらと、何ヶ月もずっと考えて、未だに実行出来ず。

本を出している人って凄いですね…
あれって慣れもあるんですか…?
そもそもイベントに参加したことないんです、わたし。
一度くらい参加してみようと思うし、好きな人たちのお話とかあったら買いたいな!ってずっと思って、
行く勇気ないまま終了しました。

実行力がないことが何よりも問題なのか…


以上、愚痴?でした。


2016/01/10 23:17