※会話文のみ



「リンクさんの服って変わってますよね。今のハイラルにはこのような服は無いので興味深いです」

「そうか? 俺の村だと皆似たような格好してるけど」

「民族衣装ということでしょうか? 古の民族衣装とかロマンがあって素敵ですね。現代だともう分からないお話が聞けるなんて、これは色々記録しておく必要がありそうです……!」

「でもその服、城下町だと目立つからハイリアの服か何か買っておいたほうがいいんじゃないの?」

「え、そんなに目立つか? 」

「……うん(田舎者っぽいからとは流石に言えない)」

「それなら今度皆でお買い物に行きましょう! どっちみち服が一着しかないのは不便ですから」

「二人が言うならそうするか。じゃあ一回ルピー取りに戻らないとな」

「いや、そのくらいオレが出すよ。先輩にはナズナの護衛してもらってるんだから、そのお礼」

「い、息吹……(感涙)」

「どうしました? リンクさん」

「可愛い子孫と後輩勇者がこんなにも優しい……」

「え、なに急に泣いてんの……」

「二人にはまだ分からないだろうよ、保護者の気持ちは」

「? ……はぁ」

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