memo

2020年

終末と花束の"花束"は大厄災に立ち向かった皆のことです。100年前も100年後も、亡くなった人も生き残った人も皆合わせて。姫様が姫しずかなら他の人は何の花がいいかなと考えていたら、気付くと花束になっていました。

救済小説を書くにあたりかなり悩みました。皆が懸命に護ったあの世界を無かったことにしてしまうのか、それは本当に皆にとっての救済なのか。でも、私はとにかく皆が本当の意味で報われて欲しかったのです。誰も欠けることなく、何の犠牲もなく平和を掴み取る世界。botw本編で語られたあの世界は無くさず、むしろあの世界ありきでの救済となるならどうすればいいか。
そこでゼルダの世界ってそもそもパラレルワールドが当たり前だよねと思いました。起点になったのは時のオカリナ。それならまた時のオカリナを使って分岐させれば新しいルートとして別の世界が進んでいくのではないかと安易な考えで妄想を始めたら自分の中でしっくり来てしまい、結果この小説ができました。

初めは救済とは関係なく例の占い師関連の人だったり、転生したらルミーとか妖精になってリンクと一緒に旅をするとかも考えていたみたいです。昔の設定メモ掘り起こしたら見つけました。笑

因みに歴代リンクの中でもブレリンが特に私に刺さった主な理由はギャップが激しかったからです。記憶無くす前後で差が激しすぎて可愛い。記憶無いときのやんちゃさんが素の姿だとしたら、模範の騎士として務めてたあの性格に至るまでの過程を想像すると凄く滾ります。それは今書いてる時リンにも言えますね。きっと私はそういうのが好きなんでしょう。
2020.12.30 22:09
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