一章没シーン(?)集と補足
2011/02/19 13:42


其の名のとおり没シーン集。といってもあんまメモらない人なんで結構短いです。あと文が乱雑です←



◎六話、風丸とシャドウ出会い頭

静かに差し込む日の光が朝を告げる。
「――ん……」
「起きられたか」
いつもの朝、のはずだった。
ふと、聞き覚えのある声がして、斜め左上に視線をやると、居た。
白い毛の少年。昨日、出会ったばかりの、人間。
「昨夜は無理に身体を使いすぎた。今は休暇をとるべき――」
「何でお前が此処にいるんだ」
自分の記憶が正しければ彼は昨日編入してきたばかりの生徒。そして全寮制の此処では相部屋とひとり部屋に分かれるが、自分は一人部屋。
というか何で教えても無いのにこの部屋にいる――。疑問は募るばかり。



* *

最初はしょっぱなから頭冴えてた風丸さん(笑)
けどこれだとありきたりだなーと。まあ最終的にアレもありきたりになったという罠



◎対宮坂(一部)
とん、と軽く音がこだまする。
相手の少年の身体が強張ったのがよく分かった。
「――」
満月を背負いし蒼い鳥は駆ける。
靡く結われた髪は風に融け、その刃を目下に映る標的へと目指す。
「……ふふ」
そんな窮地の状況であるというのに、敵は怯えるどころか、口元はつりあがり笑みをこぼしている。
風漸華はそれに少し眉をひそめたが、すぐさまそんな思考は頭の中から掻き消した。
「捕まえましたよ、風丸さん」
闇に溶け込むフードの鎌使いが、そう一言。
何かを勘付いて足元を見れば、いつの間にか放り出された鎌の、尻尾のように靡く魔術印が施された布が風漸華を囲んでいた。
「っ……!」
「籠の中に揺らぐは歪――異次元への矛盾(ツナガリ)=v
言葉を合図に、浮かぶ刻印。金色の刻印は輪となり輪廻を起こす。
籠のように起き上がる鉄棒のような何かはぐるぐると捻じれ、風漸華を包み込もうとする。


* *
完全に中二文ww
こっちver.だと風漸華の心境(?)やらどうのこうのの描写が多いどす
あと宮坂の口調も地味に変わってまs
どうやら鎌に帯がついているのは最初からだったぽいす。
後は魔術刻印的なアレが黄色→紫になってたり。あ、こんなの書いてたんだ……←←



◎没とかじゃないけと補足。

心中事件:
望月さやかと当麻慧は心中しようとする→けれど失敗して当麻だけが残る→精神病と判断される(当麻)→「さやかを一人にさせた」と魔鎌をつれた宮坂が殺害

・つまり、宮坂の「ふたつの願い」のもうひとつが当麻慧を殺害することだった。
・心中をもちかけたのは当麻。さやかは最初戸惑うも、これも愛の形として飛ぶことを決意する。(しかしこの時既に当麻は精神病だった)
・魔鎌を扱っている時の宮坂の口調は使用。普段:僕→魔鎌:おれ
・当麻は事件が起こってすぐ病院に入院。そして今まで三年間ずっと其処にいた
・宮坂がルシーアに入学したのも、さやかと慧と同じ場所に居たく無かったから。彼らが通っていた高校でも入れたが、学力・そしてあの土地から遠いということで此処を選んだ。無意識のうちに、宮坂はあの事件を自分の中でなかったことにしようとした。


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