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馬鹿げた感情と嘲笑してみましょうか

2011/10/24(Mon) 21:22






いつもそう。

そうやって貴方はいつもいつまでも居るんだ。

「ずるいです。いつも、風丸さんは」
「そりゃどうも。」

素っ気無い態度を取る彼。多分今出てきているのは彼の別人格の方だろう。絹のような髪が流れた。

「ずるいずるい」
「るっさいな」
「何でうまれてきたんですか」
「知らねーよ」
「何でここにいるんですか」
「流れ的に」
「何でそんなにキレイなんですか」
「女じゃねーんだけど」
「何であなたはいきているんですか」
「死ねないからね」
「ずるい」
「さっきからそればっかじゃねーか」
「あなたには関係ないんです。風丸さんに関係あるんです」
「オレも"カゼマル"の一部なんだけど」
「では貴方とは別の方です」
「嫌われてるねぇ」
「ええ、きらいです」
「ストレートに言うだなんて意外だよ、ミヤサカ」
「だってだって嫌いなものはきらいなんです」

こどもみたい。なんて笑ってあなたが接吻をしかけてきたのです。


(きらい。いじわるなあなたなんてだいきらい)






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