1day1sss | ナノ



らぶりぃはぴぃえぶりぃでい

2011/07/24(Sun) 22:08






「豪炎寺って意外と料理上手いよな」
「意外と、とは心外だな」
「はは、まあ確かに。でもこんなに料理上手いお兄ちゃんが居て、さぞかし夕香ちゃんも幸せだろうな」
「そう思ってくれていたら俺も幸せだ」
「思ってくれてるさ」
「ああ、ありがとう」
「あー、何だか兄妹とかって羨ましいな」
「そういえば風丸は一人っ子か」
「一応な」
「寂しいか?」
「いいや」


(だってこんなに自分は愛に恵まれているのだから)
豪炎寺Θ風丸





「せんぱーい」
「何だキタロウ」
「そのあだ名もう消えたかと思ってましたー。リバースカード先輩」
「俺もてっきりそうだと思ってたよチビ」
「いつかは先輩抜かすからいいんスよ。エロ沢先輩」
「相変わらず口が減らないな後輩」
「先輩こそフェロモンだだ漏らしよくないっすよ」
「だからって音楽ン時ずっと三年の教室に向かって何かしようとするな」
「実は三国先輩の額から上ゴシゴシやってっした」
「お前殺されるぞ」
「南沢先輩こそ」
「あぁ?何かしたか俺」
「さあ」


(叫べど貴方は気づかぬラブコール)
倉間Θ南沢






「しんどー」
「うわっ、何だ霧野」
「別にー、特に意味は無い」
「じゃあ何でのっかかってくるんだ」
「いいじゃん別に」
「む、」
「ん、」
「学校だぞ」
「知ってる」
「じゃあ、」
「でも誰も他居ないじゃん」
「けどもし、」
「来たって大丈夫だよ」


(僕等の愛を見せつけりゃいいのさ)
霧野Θ神童





「ほんと、可愛くねーな」
「うるさい」
「……強情」
「意地っ張り」
「そのまま返すぜ」
「じゃあ返してやる」
「泣き虫」
「最近は泣いてないし」
「どういう反応だよ」
「どうもない」
「わけわかんねーの」
「俺だってわかんないさ。ばーか」
「馬鹿っつーやつが馬鹿なんだよキャプテン」
「じゃあお前もそうか」
「おいこら待て」
「何だ」
「あのなあ、アンタ自分何言ってんのかわーってんのか?」
「わかんないって言ったら?」
「……」
「……」
「しらね―よばーか」


(言い愛)
剣城Θ神童







「好きです」
「唐突ですね」
「駄目ですか?」
「いえ、そういうことじゃなくて」
「愛してます」
「知ってます」
「じゃあどうすれば風丸君は私を名前で呼んでくれますか」
「それとこれとどう話のつながりがあるんですか」
「こうでこうです」
「ジェスチャーされても困ります」
「そうですか」
「そうです」
「じゃあどうすればよいですか」
「そもそもなんでそんな話になったんですか」
「私が貴方を愛しているからです」
「あまり連呼しないでください」
「何故ですか」
「恥ずかしいからにきまってるじゃないですか、竜一さん」


(頬を啜りあう)
研崎Θ風丸






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