Another Side

「うわっ」

「った!」


両脇に抱えられて、連れてこられたのは泌尿器科の外来。

いきなり明るくなって光に慣れず目がチカチカする。

ガラガラと処置車を押してやってくる青峰。

ニヤニヤ気持ち悪い笑顔を2人に向ける。


「さてと。先輩さんに言われたし勉強でもするか2人も」

「ああ?お前に何を教えてもらうんだよ!ガングロ!」

「勉強って柄じゃないだろ、青峰先生」

「はっ。今のうちに言ってろ。どうせアンアン啼くんだからよ」


ガングロは体の小さい真白の体を押し倒し、駆血帯を使って腕を縛る。


「あっぐぅ・・・」

「真白!?何すんだてめぇ!」


青峰の背中を歩は叩くが俺よりも体格のいい青峰はビクともしない。

顔だけ歩の方に向き、真白の白衣を脱がせる。

床にパンツとズボンがずり落ち、胸元ははだけた状態でベッドに転がせた。


「んじゃあ次行くか。さっきの結構痛かったぞ」

「ひっ!」


歩は巨体に押し倒される。

広い胸板に、全てを押し付けると言わんばかりの筋肉のついた腕。

恐怖にしかならなかった。

怯んだ隙に駆血帯によって腕を縛られ上にあげる。

足でバタバタ抵抗をするもビクともしない。

ズボンとパンツを一気にずり下げ、足元に引っかかる。


「乳首もいいんだけどよぉ。ここはテツがやる予定だから今日はなしな」

「っあ!」


はだけた白衣の間から手を滑り込ませて、乳首に触る。

冷たい手が触れて肩がビクッと震える。

ガングロは処置車から滅菌手袋を手に付ける。

蹴飛ばしてやりたくても、丁度太もも当たりに座られてるから動けない。

真白も足を使って青峰を蹴ってるが、全然ビクともしない。


「ったく子供みたいに暴れてよぉ。コレ、使い物にできなくするぞ」

「いぐぅっ・・・」


青峰は真白のモノを力いっぱい掴む。

真白は痛みに顔を歪め、蹴るのを止めた。

大人しくなったことを確認すると青峰は処置台からカテーテルのセットを取り出す。


「大人しくしてればいいんだよ。今から俺が教えるのはカテーテルの使い方だ。学校でやっただろ?」


2人は顔を青ざめる。

そんな顔を見て青峰は笑みを深めた。









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