「俺は群寺秀明。LOCKの第一支部部長だ。こっちはうちのメンバーで髪の毛が長い方が久遠青。PSI能力は癒しを中心にした基本的にはサポートタイプ。短い方が久遠真白。青の弟だ。能力は癒しと攻撃両方できる万能タイプ」

「LOCK・・・?」

「LOCK機関。【超常現象対策組織】の名称だ。L機関とも呼ばれることがある」


通常の捜査で対応しきれなくなった特殊な事件を担当。

捜査に当たるのは俺たち、PSI能力者。

七貴はPSI能力者だと認められたためにL機関に入るのが義務付けされる。

が、本人はそれが嫌のようだ。


「PSI能力者はLOCKへの登録が義務付けられている。でないと何か起こる度真っ先に疑われるぞ」

「今回お前の行為は器物損害罪にあたるわけだが・・・」

「それってお前ら脅しじゃねーかよ!?」


まあ別に俺としては逮捕されようが知ったこっちゃないけど。


「さて、どうする。七貴俊輔?」

「むっ・・・」


結果はイェス。

まあ当然の結果といえばそうだ。

コイツの場合はいつ暴走するかわからないぐらい能力のコントロールが不安定だ。

感情任せに動いているせいもあってかその危険性は倍増。

今回は助かったとは言えいつ殺人が起きてもおかしくはなく。

コイツが化物(モンスター)にならない事を祈り、諭すしかない。

それが俺や兄貴にできる最大限の事。

心1つで全てが変わっていく。

何かが起きれば、いつか・・・





(つかお前学生だよな?どこ中?)

(・・・誠凛高校だ)

(えっ高校生かよ。ちっせぇな)

(死んでしまえ)


破天荒な新しい仲間








 




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