尻に違和感。
ふと視線を尻に向けるとムニムニと両手で尻を揉む征十郎。
「ぎゃあああああああああ」
「ふむ。確かにいい触り心地だ。流石真太郎」
征十郎から逃げようとしても腰をがっちり掴まれてるから動けない。
「自分では上手い事できたと思ってるみたいだけどまだまだ詰め甘いよ、結城」
ひたすら揉んでくるから尻がどんどんムズ痒くなってくる。
尻の奥が痒い。
「ふぁっ・・・」
「おや?」
俺の口から出たとは到底思いたくない甘ったるい声。
俺は口を両手で塞ぐ。
まるで面白い物を見つけた子供のような笑みを浮かべる征十郎。
尻を揉む速度があがる。強く、たまに弱く。ゆっくりと早く。
「っ・・・・ふっ」
けして声を漏らさないようにと唇も噛み締めて両手で抑える。
征十郎はそれが面白くないのか片手で尻を揉みながら俺の息子に手を伸ばす。
テントが張っていて傍目で見ても分かるほど勃っている俺の息子をズボン越しに触る。
「ひっ」
それでも強すぎる快楽に俺は思わず手が緩み声が漏れる。
「ふふふ。可愛い声じゃないか。お尻を揉まれただけで勃っちゃうなんて歩相当淫乱なんだね?」
「うっ・・・うるせ、ひゃっ」
「こんな可愛い声をテツたちに聞かせてたと思うと妬けるなぁ。やっぱり僕の所に来なよ」
「や、だぁ・・・京都とぉい・・・っふ」
カチャカチャと俺のズボンのバックルを外し征十郎は直接息子を触り、上下に動かす。
普段だったらまだまだなのに俺の息子は限界にきていて。
快楽に浮かされた頭の隅であの悪魔が淫乱体質にしたと言っていた事をふと思い出す。
「しょうがないなぁ。僕がたまにそっちに行くよ。それで譲歩にしてやろう」
「こ、の暴君がっ」
「本当に減らない口だね。とりあえず1回イけば?限界でしょ」
「ひいああああああ」
尻と息子を同時に弄られて俺はあっけなく射精する。
パタパタと征十郎の服に俺の精液が落ちた。
征十郎は指に着いた俺の精液を舐める。
「意外と量少ないね。最近シたの?」
「う、うるせぇ・・・お前に言う事じゃない」
射精した脱力感で喋る気力もなく、倒れないだけマシだと思っていただきたい。
「征十郎くん!歩ご飯よ!」
「分かりました。すぐ行きます」
「っ!?」
まさかのタイミングで母さんに呼ばれた。
俺は顔を真っ赤に染め征十郎の服を見る。
「これは着替えるしかないね。どっかの誰かさんがお漏らししちゃうから」
「もっ漏らしてなんかないっ!」
その後征十郎は部屋に戻り着替えて一緒におばあちゃんのいる大広間へと向かった。
遅いと母さんに怒られ、征十郎の服が違うと叔母さん(征十郎のお母さん)に指摘されて思わず顔が真っ赤になったのはその後すぐの事。
(まずは再来週あたりに泊めてもらおうか)
(えっそのあたりにIHの予選があるんだけど!?)
(僕とバスケどっちが大事だい?)
(この鬼っ!鬼畜!暴君!)
従兄弟は暴君赤司さま!
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