「えっ歩さん騎乗位ですか?青姦で尚且つ公開プレイで騎乗位なんてすごい積極的っスね。俺も頑張りますよー!」

「頑張らんでいい。頑張らんで。その前にお前は何妄想話を語ってるんだ、初対面の人間によ!」

「えっ妄想話って嫌っスねぇ。今からするんだからもうそうじゃないっス」

「んだとぉ。ざけんなよ。そんなイケメン面したって尻揉んでたら意味ねぇよ」

「えっ俺触ってないっスよ」


ほら、と黄瀬は両手を上げる。

なんだと。

じゃあ今現在進行形で誰が触っているというんだ。

恐る恐る後ろを振り返ってみる。

すると先ほど黄瀬の妄想話を聞かされていた緑頭が真顔で俺の尻を揉みしだいていた。


「ふむ。中々いい触り心地なのだよ。形も弾力も申し分ない。今日のおは朝の言う通りだったな」

「ひっ・・・ひぎゃあああああ」


思わず緑頭を後ろ蹴りして黄瀬からも退く。

緑頭は体がでかいせいで1歩2歩後ろへよろめいただけだった。

とりあえず尻を守るためにも2人から2m以上離れる。


「むっ何故離れる」

「何故じゃねぇよ。バカ野郎が。真顔で男の尻を撫でる馬鹿がどこにいるんだ」

「お尻を舐めちゃ困るのだよ。程よい肉付きと弾力と形、そして触り心地。以上のものがそろってこそ人事を尽くしている事になるのだよ」

「知るかよ、んなもん!お前もイケメンな顔しやがって電波みたいな事話してんな!」


緑頭のテーピングを綺麗に巻いてある細く長い指はわきわきと微妙な動きをする。


「みっ緑間っちって尻フェチだったんスね。初めて知りました」

「そういう黄瀬こそドMだとは知らなかったのだよ。変態だな」

「お前が言うな!」


緑頭もとい緑間は黒子と黄瀬と同じ中学でチームメイトだったらしい。

黒子ってただの変態ホイホイだろ。

どうしてお前経由で変態が増えていくんだ。


「素晴らしく俺好みのお尻の歩さんにこれを差し上げるのだよ」

「うん。途中までの文章いらないけどありがとう。受け取る」









「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -