秀徳さんが泊まってる部屋を出て、自室へ戻るまでの廊下を1人で文句を言いながら歩く。


「ったく・・・人がいい気持ちになろうって思ってたのに・・・」

「え?イイ気持ち?」

「ああ?ちげぇって・・・お前っ!?」

「いよう。元気だったか?」


急に目の前に現れた元々の事の元凶の悪魔。

俺の処女喪失も、今までのセクハラもみーんなコイツのせい。

悪魔は悠々と牛乳を飲んでいた。


「元気だったか?じゃねーよ!人の体こんなんにしやがって」

「ん?ああ。淫乱になっちゃっていつも体が疼いて困っちゃうってか」


そりゃ大変だねーとケラケラ笑う悪魔。

牛乳を飲み干し、ふっと指で牛乳瓶を消す。

口についた白いヒゲを手の甲で拭き取り俺に近づく。


「なんだよ・・・こっちくんなよ」

「いーじゃねーの。俺とお前の仲だろ?」

「誰がっあっ!?」

「おや。前触った時よりケツ柔らかくね?というより女みたいな柔らかさだ」


いつの間に消えたっと思ったら背後にいて、俺の尻を揉む。

そりゃ毎日のように黒子やら火神やら木吉に揉まれてればなぁ・・・。

しかも緑間という名の尻フェチがいるし。

悪魔はふむ、と納得したと思わせておきながら尻の割れ目をなぞる。


「ひぁっ!」

「ははっ。思ったよりいい声で啼くようになったじゃん。もうココのハジメテ奪われちゃった?」

「っこの糞悪魔ぁ・・・!」


くっと丁度尻の穴らへんの所で指を埋める。

ニタニタ笑う糞悪魔は俺のTシャツに手をかけた。

その時だった。


「結城何してんだ?」

「えー歩ちゃん先輩浮気ぃ?和成ちゃんショック〜」

「歩さん。彼は誰なのだよ」

「えっと・・・だな・・・」


反対側からやってきた3人

驚きと嫉妬、怒りなどの感情が混ぜ合わさた視線がこっちに来る。


「ハハっ。こりゃあ楽しくなってきたぜ」


悪魔の笑いだけが廊下に響いた。





(んじゃお若いもの同士仲良くヤっちゃってー)

(おい!悪魔!)

(あー行っちゃった。ま、いっか。歩ちゃんセンパーイ)

(詳しく聞かせてもらおうか?勿論体で)


レッツお仕置きタイム!



 




「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -