「ああ!ほならキミか。青峰の頬にでっかいもみじ饅頭作ったヤツってのは」

「青峰・・・ゴ●ブリの事っスか?」

「ぷっ、ゴ●ブリて。ネーミングセンスどっかおかしいわ。その青峰であってる」


アイツな。ホント訳分かんねぇわ。

火神をギタギタにしたと思えば男の乳首触るとか。

黒子から聞くと『俺を倒せるのは俺だけだぁ』とか言ったんだろ?厨ニ乙!


「確かにしたけど部員に手出されたから俺を殴ろうとかそんな事考えてるんすか?」

「いや、そんな事は考えてへんよ。ただあん時に理由をウチのマネージャーに聞いたらケツ触られて悲鳴あげて叩いたんやて?」

「マネージャー・・・?」

「そう、マネージャー。しかもえらい鼻息荒くてなぁ。流石にワシも引いてもてんけどな」


桐皇のマネージャーってあの子だろ?腐女子でおっぱいボインのさつきちゃん。

さつきちゃん何言ってんだよぉぉぉ!

俺は思わずうなだれる。

そんな俺を見て今吉さんはクスクスと笑う。


「この話には続きがあってな。本人に聞いてん。そしたらなんて言ったと思う?『きっと今吉サンなら気にいると思いますよ。調教しがいありそうなヤツなんで』やて。そんな事言われたらなぁ」


気になるやん?と嘘くさい満面の笑みを浮かべる今吉さん。

あ、やっべ。これはやべぇわ。

今までで一番会っちゃいけない人種かもしれない。

俺はゆっくり座っている位置を移動してみる。少しで離れれるようにと。

しかし今吉さんはそれを見据えていたのか俺の隣にどっかりと座ってきて、俺の肩に腕を回す。

逃げ場失った!

冷や汗が背中を伝う。

ヤバイヤバイヤバイヤ。


「この世の終わりみたいな顔せんといてーな。もっと歪ませたくなるやろ?」

「いいいい今吉さん、俺そろそろ仲間の所に行きたいなぁ〜!」

「まあまあ。まだ試合時間には早いやろ。ちょっとぐらい年長者の話に付き合うぐらいしたってーな」


そんな事笑顔で言われても肩をおもいっきし掴んでますけど!

無茶苦茶痛い!試合前の選手にするような事じゃねーだろ!!


「ああ。ごめんなぁ。キミの痛そうな顔見てるとつい力込めたくなってな」

「ついじゃねーだろ!悪意しか感じられない!」

「ハハっ。ホンマキミおもろい子やなぁ。知ってるか?痛みと快楽は紙一重ってな。痛みに弱い結城くんはきっと快楽にも弱いんやろうなぁ〜」

「っ!?」









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