乳首は指の腹で触れていただけの行為から爪でひっかくように、また高尾が片方の乳首を舌で舐める。


「んあ、ちょ・・・待っ、て」

「・・・なんなのだよ」

「こんな所でお預けくらうとか冗談じゃないよ、燐ちゃん」


少しむっとした表情で2人は俺の顔を見る。

俺は違う違うと少し熱で浮かされた頭を横に振る。


「ゆ、床じゃやだ・・・ベッドに連れてって」


まるで自分から誘っているようなセリフ。

きっと今の俺の顔は真っ赤だろう。

でも、それは2人も言える事で。


「もーっ。可愛いなぁ燐ちゃんは」

「少し腰を浮かせ。ベッドへ運んでやるのだよ」


緑間は俺を横抱きにしてすぐ傍のベッドへ俺を横たわらせる。

緑間の大きな身長さえも包み込む大きなベッド。

体全体が緑間の香りに包まれて、本人に抱きしめられているような感覚に陥った。

カチャリと緑間は自分の眼鏡を外し、ベッド際のラックへ眼鏡を置く。


「お預けくらった分もたっぷり愛されるといいのだよ」

「大好きだよ、燐ちゃん」

「俺もっ俺も真太郎と和成の事好・・・ふぁ」


好きだ、と最後まで言わせてもらえず緑間のキスの雨が注ぐ。

チュッチュと軽いバードキスからディープなものへと変わっていく。


「ん・・・ふ、あっ」

「燐ちゃん。おふぇのふぉとふぁすれないふぇよ(忘れないでよ)?」

「く、咥えままましゃべるひっ!」


高尾は自分の存在を知らしめるかのようにフェラを始める。

数え切れないぐらい抱かれてきた俺の体の弱い所は緑間も高尾も全部知っていて、意地悪するかのよにそれを狙って触る。


「あァ、ァ、ゃ・・・そこっ」

「そこって何処なのだよ。ちゃんと説明しろ、燐」

「ふっ俺のちく、びカリカリしちゃやっ」

「燐の嫌はイイだからな。ほら、証拠にさっきよりも大きくなってるのだよ」

「そうだよ、燐ちゃん。先走り漏れすぎて舐めても舐めても出てくるしさ」

「いっ言うな、バカっ・・・はぁん」


高尾は可愛くないなぁ〜と笑いながらローションで濡らした指を俺の後ろの穴に突っ込む。

高尾の指は遠慮なくどんどん増えて、性急に動き出す。

3本の指はバラバラに動きそのうちの1本が前立腺をかすり、思わず締め付ける。


「みーつけたっと」


高尾は前立腺を見つけるとそこばっかり刺激する。

突っつくように、もしくは2本の指で挟むように。









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