言ってそうそう俺は後悔した。

元々バラバラだった2人の動きがなおさらバラバラになって俺を責める。

赤司が抜いたら黒子が、黒子が抜いたら赤司が俺のイイところを突く。


「あっひっ・・・も・・・」

「もうイくんですか?」

「う、ん・・・ひぁっ」

「そうか。じゃあイけ」


2人で一気にイイところを突き、尚且つ息子を強い力で扱かれると俺は射精し、中で2人も射精した。

俺と赤司の腹を精液で汚す。

その瞬間、赤司は胸元に、黒子は首筋を力いっぱい噛む。


「あっ・・・ぎぃ」


噛まれた痕はすぐに熱を帯び痣のようなものが浮かび上がってきた。


「契約終了ですね」

「燐、これで君は僕たちの従者だ。僕たちのために生き、僕たちのために血を与える、僕たちの仲間」

「なっ・・・どういうことだっ!」

「分からないですか。水無月くんは吸血鬼になったんですよ。とは言えども僕たちみたいに純血ではないので聖水や杭なんかに弱いですが」


吸血鬼?俺が?

イった余韻は全て覚めてただ頭の中に吸血鬼、という言葉だけが残る。

噛まれた後は黒と赤い薔薇のような痣に変わっていた。


「その痣が従者の印だ。契約者と従者が同時にイく瞬間に契約者は従者の体の何処かを噛み血液を交換する。そうやって契約するんだよ」

「訳がわかるかっ。勝手にこんな事しやがって!」

「今は分からなくてもいいさ。後後わかってくる。とりあえず手っ取り早い認識をさせようか」


そう言って赤司はポケットの中から鏡を取り出す。

鏡を覗けばいいと赤司から鏡を受け取り自分の姿を映す。

が、そこには自分の姿はなく青い空だけが映っていた。


「なっ・・・」

「吸血鬼は鏡に映らない。これが証拠だ」

「これから吸血鬼としてよろしくお願いしますね、水無月くん」


赤司と黒子は逃がさないと言わんばかりに俺を抱きしめる。

まるでそれが薔薇から伸びる茨のようにも思えた。



(白い肌に赤と黒の薔薇なんて映えるだろ?)



契約破棄、は両契約者の死をもって








あとがき

七海様のリク赤+黒×主(赤黒吸血鬼設定)でした!

血吸われたのに死ななかったよ?とかそういうツッコミは無しの方向で。

これから彼は半永久的に2人に血と体を提供し続けるでしょう。

素晴らしいシチュなのにこんなものになってしまい七海様には全裸で土下座しなければならいようですね。バッ

七海様のみ苦情を受け付けます。

リクありがとうございました。









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