「ひっ・・!」


ぬるりと乳首を赤司が舌で舐める。

微妙に伝わる舌の温度さえも刺激に変わる。

その刺激によって弛緩した隙を狙って赤司と黒子は一気に俺の中へと押し込む。


「あァ・・・いったぁ・・・」

「っは。流石にキツイですね」

「それはそうだ。男は受け入れるようにできてないからね」


じゃあさっさと抜けよって2人に言ってやりたい。

だが逃がさないとガッチリ腰を掴まれていて抜くどころか動くことすらできない。

体が串挿しのようで呼吸もままならず。

肩で小さく息をするのが精一杯だった。


「慣れてきたようだし、燐動くよ」

「えっちょま・・・やぁ!」

「ふふ。今の気持ちよかったんですか?ぎゅって締め付けて」

「ちがっ・・・あ、ふ」


2人が中でバラバラに蠢く。

途中かすった部分が今までに比べ物にならないぐらい気持ちよくて。

でもそれがなんなのかは分からない。

ただ正面にいる赤司の服を掴んで快楽の波に溺れぬようにするのが精一杯だった。


「あ、あか・・・し、もやめ・・・」

「ん?こんなに気持ちよさそうなのに止めるのかい、燐」

「ひっ!触ん、な・・・あァ!」


ぐちゅぐちゅと態と水音を出して息子を触る赤司。

赤司にばっかり意識を向けてたのに黒子が嫉妬したのか、黒子の動きが早くなる。

黒子は耳たぶをカプリと噛み、引き続いてあむあむと甘噛みをする。


「赤司くんばっかり見ないでください」

「ふぅぅ・・・んあっ」


俺の理性はもう穴ボコだらけのぼろぼろで。

女みたいに乱れるのは全部薬のせい。

そう自分に言い聞かせ、赤司の服を掴んでいた手を首の後ろに絡ませる。


「積極的だね」

「煩い。さっさと動け」


きっと涙目で赤司を睨みつける。

赤司は一瞬驚いたように目を見開いたがすぐに何か企んでいるような表情になり、動きを早くする。


「その言葉後悔するなよ」









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