「ひっ・・・も、ゆるしっあァ!」

「っダメっスよ。散々焦らされたんスから。もしかしてこれも焦らしプレイっスか?」

「ちがっ、ふぅん・・・あ、やっ」

「っもうちょっと力を抜くのだよ」


教壇から引き釣り出された俺に待っていたのは死ぬほどの快楽だった。

シャツさえも脱がされ一糸まとわぬ姿になった俺の体をイヤラシイ手つきで触ってくる。

首筋を乳首を横腹を陰茎を尻の穴を。

蛋白な俺の体はすぐに疼き始め口から出したくもない甘い声ばかりでてくる。


「水無月ちんもしかして最近ヌいてない?すっごく濃いよ」

「乳首もビンビンに勃ってやがる。もしかしてセンパイ1人でも触ってたか?」

「んぅ・・・そ、そんなことしなっふぁぁ!」


6人それぞれが違う動きで俺の体を弄る。

俺の尻に自分の陰茎を埋め快楽を引きずり出す黄瀬と緑間。

俺の陰茎を舐める紫原。

片方ずつ乳首を弄る青峰と黒子。

首筋を噛んだり舐めたりする赤司。

俺の頭は快楽によって真っ白になる。

ただ早くこの狂宴を終わってくれないかと思いながら。


狂宴が終わったのは俺の中に6人分の精液を受け止めた後だった。

穴からは6人分の混ざり合った精液がただただ溢れる。

喉も涙も枯れ、指1本も動けなくなっていた。


「も・・・いいだろ。帰れよ」

「やだよ。燐さんはゲームに負けたんだ。もう燐さんは僕たちのものだ」

「まだあと1ヶ月と30日分の僕たちの思いを先輩に届けてないんですから」

「帰ったらまたシましょうっス」


帰ったら?


「水無月さんの帰るべき場所なのだよ。俺らの秘密基地だ」


違う。俺が帰るのは俺の家だ。俺の部屋だ。


「水無月ちん〜。我が儘はダメだよ?」


俺の精液まみれの体を青峰が優しく抱き上げる。


「やっ何処に行くんだ、帰るから下ろせ!」

「帰るんじゃねーかよ。俺らの元へな」


俺のシャツ1枚教室に残し俺は連れて行かれた。



「や、やだぁ・・・ん、も・・・」

「まだまだだよ。あと1ヶ月分あるんだから」

「ひっ!もう出ないからァァ」


それから毎日抱かれた。

1日1人独占日を勝手に作られ、2週間に1度全員で愛され2週間に1度俺の安息日が設けられた。

服はあの日から1度も着ていない。着たところで脱がされてしまう。

いつこの世界が終わってくれるのか、それだけを思いながら俺はまた狂愛をこの身で受け止めるのだ。




(あの時1人を選んでいたらこんな風にならなかったのにね)

(でも、きっとこうなる事は予想してました)

(愛してます、水無月さん)




俺は殺したいほど貴方たちを憎んでいるのに貴方たちはそれ以上の愛を俺に与える





あとがき

佐月様リクのキセキの狂気から逃げているも、最後は捕まってしまい、どろどろに犯される
でした。

犯されてるシーン少なくて申し訳ないです。

キセキたちの狂気もあるかないかぐらいですし。あわわ。

あまりにも温すぎて風に吹かれたら飛んで行きそうですね、狂気

苦情は佐月様のみ受け付けます!

リクありがとうございました。









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