脱がされて散らばる衣服。
聞きたくもないのに聞かされる水音。
頭が拒否しているのに体はもっともっとと貪欲に快楽を求める矛盾さ。
五感全てで犯される。
そう俺は感じた。
「考え事してるなんてヨユーっスね。それとも淫乱な歩さんはこの刺激じゃ物足りないとか?」
「ひっあっ・・・!」
黄瀬は俺の中で蠢くバイブをギリギリまで抜いて一気に入れる。
くっそ・・・後で覚えとけよっ馬鹿野郎!
片手はバイブに、もう片方は俺の乳首を弄ってゲスい顔をするホモデル。
顔だけは綺麗なコイツの顔を今すぐにでも殴りたい。
が、それは体を支配する快楽が許さない。
「あァ・・・ふぅ、ひっ」
「歩さんそんな体で何人の男誑かしたんスか?あんな人に願ってまで男に抱かれたいとか」
意外とスキモノなんスね?
耳元で黄瀬に囁かれる。
耳に当たる吐息さえも腰にクる。
「ちっちがっ・・・ひぃあっ」
「何が違うんスか?ココこんな風になっちゃって。淫乱な女の膣みたいっス」
ココとバイブを引き抜き、指を入れ尻の穴をかき回す黄瀬。
指を引き抜かれると物欲しそうにヒクヒクと動いてるのが分かる。
そこにピトリと当てられた黄瀬の息子。
何度か入口を確認するかのように当てて、ゆっくりと入っていく。
「い、っ・・・あぁ」
「っ歩さん力抜いて」
「無理ぃ・・・!」
黄瀬は痛くても萎えない俺の息子を触る。
「やっ・・ああああああ」
力が抜け、一気に黄瀬が押し込んだ。
待つ事もなく黄瀬は腰を動かす。
俺はその激しい動きに耐え切れず涙を流し、黄瀬の背中に爪を立てる事しかできなかった。
「き、せ・・・でっでるっ」
「出してください。俺もっ出るんで」
「ひっやああああああ」
俺は情けない顔をしてイってしまった。
黄瀬もあとから俺の中で中出しした。
コロス。
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