突然ですが、バレました!/黄瀬



「歩さん、どういう事っスか?」

「ふっ・・・いあっ・・・や」

「嫌じゃないんでしょ?ココ、口パクパク開いて蜜ダラダラ流してるっスよ。淫乱っスね。歩さんは」

「イっ!」


黄瀬は根元を縛ってある俺の息子を弄る。

態とイイところを避けつつも、時々尿道あたりを爪で引っ掻く。

尻には大きなバイブが刺さってて微弱であるが震えている。

本来であれば萎えていてもおかしくはない状態だけど、俺の息子はギンギンに勃っている。

あれもこれのあの悪魔のせいだっ




今日は黄瀬が遊びに来る日。

俺はギャルゲやら薄い本やらをひたすら隠していた。

3次元のエロ本ならまだしも2次元は不味いと黄瀬来る1時間前に思い立って行動真っ最中。

くそ忙しい時に窓を叩く音。

窓からやってくるヤツなんて1人しかいねぇ。


ガラガラ


「なんのようだよ、悪魔」

「んー別に?元気かなって様子見に来ただけ」


そう言って悪魔は勝手に部屋に入る。

コイツ・・・好き勝手にしやがって・・・。

悪魔は俺の手を引かれる。


「わっ!?」


あろう事か悪魔に抱きしめられる形でベッドにダイブ。

こんなとこ黄瀬にでも見られたらおぞましくて想像できない。


「歩、俺が与えた体質はどうだ?うまく活用できてる?」

「あーあのありがた迷惑な体質ね。お前のせいで最悪だ」

「そんな見栄張っちゃって。お前がアンアン啼いてるぐらい知ってるよ。俺が淫乱体質にしなくても淫乱なんじゃないのか、お前」

「っ誰が!そもそも全部お前が悪いんだろ!い、淫乱体質にしたのも!」


ガタン


ドアの向こうから物音がする。

悪魔を押しのけてドアを開けると其処には面白そうな玩具を見つけたような顔をする黄瀬。


「イイ事聞いちゃった。詳しく教えてくださいっス。その体で」


悪魔はニヤりと笑いスッと静かに体を消した。

代わりに黄色い大型犬はベッドにあがる。









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