ドアを思いっきり締めようとする。

が緑間の長い足がそれを許さない。

流石に男子高校生1人と5人では力の差歴然でドアがあっけなく開く。



「もーどうして閉めようとするんスか!」

「閉めるに決まってんだろ!変態どもが!むしろどうして俺の家知ってんだよ!」

「カントクから聞いたに決まってんだろ・・・です」


リコぉぉぉぉ!!

お前何してくれてんだよ!

今まで尾行されてたのも必死に撒いて家を特定されないようにしてたのに!

俺の気持ちなんて知らず黒子、火神、黄瀬、高尾、緑間はずかずかと家に入っていく。


「歩さんの匂いで充満してるっスねぇ〜。はぁ〜まるで歩さんに包まれてるみたいで勃ちそう」

「先輩の部屋シンプルですね。でもそれが先輩らしいです」

「この椅子に歩さんのお尻が・・・」

「おっ歩ちゃん先輩この歌手好きなんだ」

「・・・でお前らは何しに来たんだよ」


部屋まで来て各々好き勝手にしてくれるのはいいがな。

あーギャルゲ全部机の鍵付きのとこに隠してよかった。

俺の言葉にあ!っと思い出したように火神は持ってきた袋を開ける。

そこには大量のポッキーと縄、あと馬鹿でかいシャツ。

嫌な予感しかしない。


「先輩。今日は何日ですか?」

「11月11日・・・」

「ポッキープレイしーましょ?歩ちゃん先輩?」

「かっ帰れえええええ!!」


ポッキーを投げつける。

聞いた俺がバカだった!

むしろ俺の家に来た時点で気づくべきだった!


「先輩はツンデレですね。可愛いです」

「黒子ぉ。誰がツンデレだ。つかいつデレを見せた」

「見せてくれたじゃないですか。この前ニャンニャンしてる時に」

「妄想乙!」


黒子にチョップをかます。

しかしあまり聞いてないのかそのチョップした手を掴む。


「火神くん。いまです」

「おお」

「えっ・・・」


黒子に掴まれ動きが制限される。

火神が俺の肩を掴む。すると・・・

ビリィィィィィ!

俺のシャツが真っ二つに裂けた。

うっ嘘だぁ!










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