「かっ可愛いです!ちょっと撮っていいですか?」
「許可撮る前に撮ってんじゃねーかよ黒子」
携帯でパシャパシャと俺の姿を撮る黒子。
「えっこれ本物?本物なんスか?」
「いってぇ〜!!引っ張んじゃねーよ」
「ぐふっ・・・ありがとうございます!」
耳を思いっきり引っ張る黄瀬。倒れた瞬間ズボンが張ってたように見えたのは気のせい。
「ふむ。尻尾は自分の意思に関係なく揺れるのか、興味深いのだよ」
「お前は尻とつくものには興味深々なんだろ?この尻フェチ!」
尻尾を触りつつ尻を揉みしだく通常運転な緑間。
「スー。ん〜。獣っぽい匂いも混じってアダルティーになってる。いー匂い」
「っ、紫原先っぽ触んな!バカ!」
尻尾の先端を持って鼻に近づける紫原。鼻息が尻尾に当たってこそばゆい。
「つーかなんでこんなんなったんだよ。雄っぱいデカくなった方がいいのに」
「知るか!死ねゴ●ブリ!」
ゴ●ブリに一発蹴りをかましてやる。
ハァハァとこの変態キセキに俺の体力は消耗しかけていた。
というか消耗している。だけどこいつらはゴ●ブリのように不死身だった。
すぐにむくりと起き、また同じような行動を繰り返す。
その光景に項垂れていると背後からの気配に俺は気づくことができなかった。
「っふぁあ!」
耳と尻尾の付け根を同時に触られ俺の体はピクリと反応した。
恥ずかしくなって俺は思わず自分の手で口を塞ぐ。
後ろを振り向くとそこには満面の笑みの征十郎。
そしてその声を聞いてニヤリと笑う変態キセキども。
思わず俺はゴクリと生唾を飲み込んだ。
「可愛い声出すじゃないか。やっぱり漫画のように耳や尻尾は性感帯なのかな?」
「ちがっ・・・ふぃっ!?」
「ふふふ。どうしたの〜?歩ちん。俺尻尾触ってるだけなんだけどぉ〜」
紫原が尻尾の先端を丸でオナニーするような手つきで触る。
体がピクピクと震える。
それを見て黄瀬がはむっと耳を甘噛み。
「っくぅ・・・」
俺はその両方の刺激であろう事かイってしまった。
パンツがぐじょぐじょしてて気持ちが悪い。
思わず眉を顰めていると黒子はいきなり俺のズボンとパンツを下ろした。
「先輩イっちゃったんですね。黄瀬くんと紫原くんが触っただけで」
「ちがっ!」
「じゃあパンツについてる白いのなんだよ?おしっこってか?」
青峰が足元に絡みついているパンツについている精液を俺の元へ持っていく。
「全く、子供のように否定だけしてればいいという問題ではないのだよ。素直に認めればいい。自分の体の浅ましさを」
「さてと。ここまで漫画のようなお決まりの展開なら、もう分かるよね?歩」
都合よく俺の後ろにあるベッドに俺は押し倒された。
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