「ちっ違う!別に勃ったわけじゃない!」
「ふぅん。じゃあこれは何かな?」
一度手を抜いて手のひらを俺に見せつける。
そこには俺から出たと思われる粘液がついていた。
俺は事実を受け入れたくなくて顔を横に向ける。
征十郎はその手のまま俺の顎を掴みキスをした。
「ふっううん・・う、んむっ」
「っは。さてと、淫乱看護師さんに看病してもらおうかな」
「ことわ・・・ひっ!」
尻の割れ目に指をかけ、むにっと尻を広げる。
ピチピチな服のせいでその感覚がよくわかった。
「体のラインが分かってそそるけど脱がしにくいのが欠点という所か。まあいい」
「ふぁっ・・・ん、あっ」
征十郎は鋏を使ってスカートに2本のスリットを作る。
足は広げやすくなった。しかしそれなら着せさせなくてもいいんじゃねーかとか考えたがこのむっつりくんの考える事は俺には分からない。
後これも、とピチピチな服を無理やり引っ張り余裕を作ったと思ったら胸元に丸い穴を2つ作った。
「うん。これでいいかな」
「なっなっ・・・これでいいとかじゃねーだろ!!この変態厨二野郎!!」
「どうせ歩の事だから布越しだと物足りないとか言うんだろうなって思って」
赤司は俺の乳首が見えるようにと乳首の位置に穴をくり抜きやがった。
可愛いよとピンっと乳首を指で弾く。
布越しから直接触られてダイレクトに腰に快楽が走った。
「あぁうっ」
「ふふっ。もう欲しくなったでしょ?ここに」
征十郎は指で穴の部分をグリグリと触る。
それだけでも感じるようになってしまった俺を殺したい。
このまま生殺しにされるのは嫌だったから素直に頷く。
むしろ早く終われ。終わって家に帰りたい。
「じゃあ歩が自分で解してよ。今日は僕は患者さんだからね。看護師は患者さんの身の回りの世話をしてくれるんでしょ?」
じゃあ入れやすい環境を作るのも看護師の役割だよ、と征十郎は言う。
俺は何を言っているのか分からなかった。
自分で解せ?何処を。この場合解す所は1つしかなくて。
「はあああ?無理!無理!」
「じゃあ止める?あ、でもそれなら服はこのままで帰ってね?それだったらおば様に連絡しないから」
「この・・・ままだと?お前俺に不審者になれというのか!」
ピチピチのミニスカナース服にスリット入ってて尚且つ乳首に穴とかただの変質者じゃねーかよ。
しかも今日はダッフルコートじゃなくてダウンだから隠すにも隠せない。
「じゃあどうする?帰る?それとも解す?」
俺には選択肢はなかった。
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