それから俺と真ちゃんは宮地さんの目を盗んで猛烈アタック!
3人でなら、という条件つきで晴れて恋人になれた。
もちろん宮地さんには内緒。こんなの知られちゃったらブルトーザーで轢かれちゃうよ。
そんな幸せが続いたある日俺たちは見てしまった。
「水無月くん!私貴方の事好きなの!付き合ってください!」
「・・・ごめんね。俺、好きな人いるから」
やんわりと断る燐ちゃんと、それでもガンと聞かない女子生徒。
燐ちゃんは優しいからどうすれば女子生徒が傷つかないように断る事ができるか模索しているように見えた。
頭を優しく撫でてごめんね、って言ってみたり。
しかし、女子生徒は無理やり燐ちゃんの唇を奪って逃げた。
その瞬間を見てしまった俺たちのナニかが切れた。
汚されてしまった。
神聖な燐ちゃんの唇が、肌が、目が、腕が。
あんな糞女と同じ空気を吸っていたから肺も心臓も内臓も血液も血管も全部全部全部汚れた。
嗚呼燐ちゃんは俺たちのものなのに!
そうだ。俺たちのだって分からせればいいんだ。まずは本人に。
考えたら即行動な俺たち。
真ちゃんの家族が田舎のお婆さんの家に行くと言っていたので幸運にも真ちゃん以外誰もいなくなる。
その日を決行日に準備を重ねて行った。
そして、昨日。一緒に帰る燐ちゃんを真ちゃんの家にあがらせて捕まえた。
もちろん痛くなんかはしないよ。
優しく優しく快楽でドロドロにするだけ。
玩具はその為の道具に過ぎない。最後は俺たちので愛をあげるんだから。
「ひゃあ・・・ん、ぅ」
「水無月は鎖骨弱いな。触れただけでこうなってしまうと、ローターを使ったらどうなるか分からないのだよ」
「ひぃあああ!緑間ぁ!」
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