「み、やじセンパッ・・・も無理ぃ!」

「まだまだイけんだろ?」


1ラウンドが終わって一息ついた所にまた襲いかかる快楽。

なんつー絶倫だ、この人!

ワイシャツから見える鎖骨がエロい。

宮地さんとは学校が違うから会うときは試合でユニフォームかオフの時の私服かどちらかしかなくて、制服姿の宮地さん自体見ることがあまりない。

違った宮地さんに抱かれているようでいつも以上に過剰に反応してしまう。

それは宮地さんにも伝わっていたようで。


「何チラチラ見てんだよ。やらしーな歩」

「名前でっん・・呼ばないで、アッ!」

「呼んだっていいじゃねーかよ。俺の後輩なんだし。なぁ歩」


いつもは結城と呼ぶ声が口が別物のように感じる。

名前の呼び方が違うだけでこんなに変わるとは思わなかった。


「んぁ、ひっや、あ、ああああああ!」

「っとお前盛大に飛ばすなよな。俺の制服なんだから」

「じゃ、あ・・・ふっ、やめればいいじゃ、な、いですか」

「やだよ。こんなお前はもう見れないだろうからな」


宮地さんは上着やズボンに精液が付こうがお構いなしに腰を振る。

その動きに負けじと俺は宮地さんの首の後ろに腕を絡める。


「先輩、優しくしてくださいよ?」

「歩・・・それ反則だろ。もー手加減しねぇ」

「優しくしてって言ったじゃないですかっ!いやっあァ!」


その後抜かずの2発を受け止めて俺の意識と腰が終わった。



目覚めてから宮地さんの制服の惨状に顔が青ざめた。

もう使いもんならねーよなー。お前の精液だらけだし、と宮地さんは俺に見せつけるようにゴミ箱へ捨てた。

実はあれは1着目でもう1着ある事を知ったのはこのすぐ後の事。

本気で心配していた俺をからかうように制服を出してきた事に俺はブチギレ。

ゆりクロの写真集を全部見せてもらう事と宮地さんのお気に入りの1冊を貰う事で事なきを得た。

ただ、宮地さんの制服姿を目の辺りにする頻度が増えて、その度に思い出して顔を真っ赤になってしまう悩みが増えた。

この時ばかりは秀徳に入学しなくてよかったと心底思った。

毎日ドキドキなんてしてたら心臓がいくつあっても足りん!





(そういえば宮地さん、あの写真どうなったんですか?)

(あーあれ?俺のお気に入り本棚の中に写真集となって置いてあるけど)

(ちょ!何してるんですか!燃やせ!!)

(えー宮地先輩何の写真集っすか?)

(歩のコスプレ写真集だ)

(先輩いい値で買うのでそれ増刷してくださいなのだよ)

((誰がやるか、バーカ))


あの笑みも恥じらう姿も空気も全部俺のもの




あとがき

ミオン様リクの宮地相手のモテたい!主でコスプレイでした。

コスプレイというかイメプレもどき。

歩に宮地の事を宮地先輩って言わせたかっただけです。

一応この話では宮地とくっついてる設定です。

こんな小説でも好きと言ってくださるだなんてありがとうございます。

これからも頑張ります!

苦情はミオン様のみ受け付けます。

リクエストありがとうございました!









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