見られたくない、
出したくない、
見られたくな、い
・・・イきたい。
俺は黒子の顔を手で寄せてキスをする。
黒子は目を細め、俺の顎を掴み角度を変えさっきよりも深いキスをする。
「イ、かせろ。変態どもめ」
「仰せのままに。ここでですか?」
「ちげぇっ!3人っきりになれるところがいい・・・」
黒子の胸元に顔を押し付け、真っ赤に染まった顔を見られないようにする。
征十郎は俺の頭を優しく撫でてから衣服を元に戻し、ゆっくりと立ち上がらせる。
「それじゃあ映画の途中だけど行こうか。ここからだと僕の家が近い。その時まで持つか?」
「んっふ・・・頑張る・・・」
「先輩可愛すぎでしょう。むしろ僕の方が持ちませんよ」
「まあまあテツヤがっつき過ぎだ。僕の家に行ったら盛るだけ盛ればいい話だ」
「・・・それもそうですね」
丁度被ってきた帽子を深くまで被り、マフラーで口元を隠す。
大きく膨らんだズボンはコートとカバンで隠すしかなかった。
電車の振動で時々イきそうにもなったが俺のなけなしの理性で持ちこたえる。
ようやく来た征十郎の家。
こんな形で入りたくなかったが、背に腹は代えられん。
「さ、思う存分イけばいいさ。もちろん僕たちもイかせてもらうけど」
「赤司くん僕が最初なんですからね。このチケット僕が貰ったものなんで」
「分かってるよ」
頭上でクスクス笑う2人の声は俺の耳元に入らず、早くイく事だけが頭の中を支配していた。
(っねぇ!?さっきの3人絶対デきてたよね!?)
(うん!しかも先輩呼びって事は後輩×先輩だよね!)
(うわぁ〜。映画も面白かったけど思わぬ収穫があったわ)
(ちょっと私これ題材にして漫画書くわ)
暗闇の中での出来事
あとがき
未鈴様リクの赤司・黒子×モテたい!主で痴漢プレイでした。
電車内は本編でやっちゃったので今度は映画館で。
暗闇の中で手がぶつかるって一種の恐怖だと思うんですよ。
電車の中もそうですけど、わたし的には映画館とかの痴漢が萌えます。
女子高生はただの腐女子でした。
きっと何処かのサイトで【実録】映画館でのヒトコマ【ホモ】みたいなタイトルでアップされるんではないでしょうか。
苦情は未鈴様のみ受け付けます。
リクエストありがとうございました!
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