そんな物騒な話をした瞬間、紫原と黄瀬は立ち上がる。
その姿を見て黒子と青峰は無言でその場を譲った。
「んじゃ、俺たちのも受け止めてくださいっスよ?」
「次は絶対に水無月ちんの中にかけてやるんだから」
「ふぁっ、あっ!何言ってっ!?」
何事だと上を見たのが運の尽き。再びかかる精液。
体が幾分デカい2人からでてくる量も半端なくて。
うげっ髪の毛にもかかった。
「顔射っていーよねー。こう征服した感があって」
「水無月っち顔精液でドロドロっスよ?」
「っあ、お前らのせ、いだっあぁ!」
下で責め立てる2人のモノがよりグンっと大きくなったのがわかった。
「さてと。そろそろ燐も限界だろうし僕たちもイくことにしよう」
「紫原。顔射もいいが征服欲的には中出しの方がいいのだよ」
「ふっんん、たりともっ中だけはやめっ」
「何を言ってるのだよ。いつも中に出されて喜んでいるのは水無月の方なのだよ」
違う違うと大きく顔を横に振る。
「生娘みたいな反応も可愛いけど・・・王様の命令だ。中出しさせろ」
「そっれもう終わったじゃな、いああああああー!」
「くっ」
「・・・・っ」
中の奥まで感じる精液。
2人がずるずると俺の中から抜け、ブルマを元の位置に戻すが中から精液が漏れ出して気持ちが悪い。
その気持ち悪さに眉間に皺を寄せていると黄瀬がおちゃらけた声をあげた。
「気持ち悪そうな顔してるっスけど水無月っちもイってるっスよ?」
「本当ですね。あれだけ中出しされるの嫌がってたのに」
「はっ結局体は素直ってか」
「っ・・・!!」
黄瀬はほらっとブルマの中に指を入れ、俺が出したと思われる精液を絡め、指を見せつける。
俺は羞恥で顔が真っ赤になった。
「なっ、なっ・・・・」
「燐。これが事実だ。素直に認めるといい」
赤司は精液がついていない俺の顔の部分にチュっとキスをする。
「王様の命令ー!皆に中出しされてね?」
すでに王様ゲームは終了しているぞ、とかなんで俺ばっかりが命令されるんだとか言いたい事は山ほどあって。
でも、6人の俺を見る目は既に獲物を所有した狩り終えたような獣の目で。
このゲームは既に仕組まれた運命だった事を知るのは俺の中に6人分の精液を受けた後だった。
(お腹たぷたぷだな)
(うるさい。もう王様ゲームなんてしないからな!)
(えー水無月っちの当たらないで欲しいってそわそわしてる姿可愛かったのに)
(本当は番号教えあうはずだったのにわかり易いんですもんね、水無月くん)
お前らグるだったのか!
あとがき
緋様のキセキ相手の罰ゲームでした。
あれ、罰ゲームがいつの間に王様ゲームへ・・・?
王様ゲームの命令もある意味罰ゲームですよね。すみませんでした。
色んな疑問を残しつつの尻切れトンボ感が否めません。
なんでグるになってハメようかとしたとか。
そこらへんのお話は紫原がお菓子と一緒に持って行っちゃいました。
苦情は緋様のみ受け付けます。
リクエストありがとうございました!
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