ヤバイヤバイヤバイ。

歩は焦っていた。

ローターを中に入れられたものの振動はなくただの違和感があっただけで、授業は普通に受けられた。

どこぞのエロゲみたいに授業中に振動が始まって『授業中なのに・・・だめっイっちゃう!』なんていう事がなかった。

だからこそ油断していたのだ。


「(だからって今ここで振動すんなよな・・・馬鹿野郎!!)」


着替えとアップが終わり、練習が始まろうとした途端に感じる鈍い刺激。

中でローターが暴れ始めた。


「っ・・・んっ」


重力で奥に入れられたローターが下がり丁度前立腺に触れる。

思わずよろけてしまい、近くにいた水戸部に寄り掛かった。


「・・・・!?」

「ん、ゴメン。水戸部。大丈夫、なんでもないんだ」


顔が真っ赤だからだろうか、それともフラフラしてたからか水戸部はオロオロと心配する。

伊月や日向も寄ってきていよいよ大事になったと歩の首筋に冷や汗が垂れる。

その間でニヤリと笑う黒子と火神の様子を見て心の中で怒ったのは言わずもがな。

普段であれば殴りかかっているもののそれができないのは中で暴れているローターのせいだろう。


「なんか変なもんでも食ったか?」

「なんも食ってねーよ」

「とは言えどもこんな様子じゃダメね。結城くん帰る?」

「いや大丈夫だから・・・んっ」


膝から折れるように倒れかけるが、真ん前にいた伊月がその体を受け止めた。

同中3人は歩が頑固である事を知っているがためにそろってため息をつき見学を言い渡した。

伊月と水戸部は歩を壁に寄りかからせるように座らせ、ありったけの上着をかけて心配そうに練習を始めた。



「大丈夫ですか?先輩」

「大丈夫じゃ・・・んっねーよ」


休憩時間。黒子は歩の横に座って心配そうに肩を撫でる。

歩はその手を払いのけ黒子を睨みつけた。

黒子は楽しそうに笑い、歩にだけ見えるように手の平を開きリモコンを見せる。


「なっ・・・!」

「先輩、口閉じた方がいいですよ?」


ヤバイと歩は感じ歯を思いっきり食いしばり両手で口を塞いだ。

ブブブとさっきの比じゃないほどの振動が襲う。


「んっ、んっんー!!」


ジワリとパンツが湿る感覚が分かる。

イってしまった。皆のいる前で、玩具で。


「あーあ。イっちゃいました?先輩」

「何がっ、したかったんだよ・・・お前ら・・・」

「お昼に言ったじゃないですか」


先輩の我慢するところが見たかったんです。

黒子はズボンの間を縫って精液で濡れているパンツの中に手を入れ直接触る。









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