「歩先輩。これもっすよね?」
「おー。ついでに冷蔵庫の中からお茶もだしといて」
もう一度髪の毛を整えつつ机にどんどん置かれる料理の数々。
全てが美味しそう。
少食である黒子の腹はぐぅぅーと鳴る。
「珍しいな。火神じゃなくて黒子の腹の虫がなるなんて」
「それどういう意味っすか先輩!」
「文字通りだよ。いつもバーガータワー詰んできやがって」
3人も席に座って手を合わせる。
「いただきます!」
「いただきまーす!!」
歩のご飯は母親が作るよりも美味しかった。
もちろん母親が料理が下手というわけではない。
「(これが愛っていう調味料なんですかね)」
愛しい人が作ってくれたものだから。
今日が手料理記念日。
(結城ー俺これ嫌いだって言ってたじゃないかー)
(知るか。つべこべ言わずに食え)
(先輩。僕最後にデザート食べたいんですけど)
(ん?なんだ。お前から食べたいなんて事はあんまり聞けないだろうから作ってやるよ)
食後に先輩の桃尻練乳がけを食べさせてください
あとがき
あさき様リクの料理を振る舞う話でした。
すでに本編のほうで歩の料理上手は知られてますが、彼は不純な動機から料理が上手になりました。
なぜこの3人に振る舞うかというと私がこの3人組と歩の組み合わせが好きだからです。
あさき様もしお嫌いでしたら言ってくださいませ・・・書き直します。
料理を全部振る舞うというわけじゃなくて誰かと一緒にというのが個人的に好きです。
苦情はあさき様のみ受け付けます。
リクエストありがとうございました!
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