「んあっ・・・いっ!」
「っは。結城力抜けっ」
夢にも見た結城との繋がり。
傷つけないようにと事前からその手のサイトとかを見て勉強はしてきたが、実際見るのとヤるのとでは全然違う。
受け入れるつくりではない男の体を無理やりねじ込んで受け入れさせているわけだから結城には大きな負担をかけさせている。
痛みからくる結城の涙を舌で舐めて結城のモノをシゴいて強制的に力を抜かせる。
「あァ!あっ・・・あっ!」
「気持ちいい?結城」
「んあっ・・・き、気持ちい、ん・・・気持ちいっあぁー!」
結城の口から気持ちいいという言葉が聞けて感極まってがむしゃらに腰を動かす。
ひっきりなしに聞こえる結城の喘ぎ声とか、結合部分から聞こえる水音とか全ての音や視界に入るものが俺の興奮材料となる。
それは結城も同じなようで、先走りがひっきりなしに溢れる。
「んんんもっ・・・ダメっイくぅ!」
「俺もっ。出すよっ」
「んああああああ!」
突くたびにキュウって締まる結城の中が気持ちよくて俺は中に出した。
ゴムを付けるのを忘れてたから後始末はきっと大変だなぁとか怒られるかなぁとか頭の中でグルグルと考えていたけど、結城の顔を見ただけで全てが吹っ飛ぶ。
こんなにこんなに好きなんだ。
俺は気絶してしまった結城の頬を撫でる。
「好き・・・結城、ううん。歩好きだ」
後輩や同級生、日向やカントクにだって渡したくない。
そんな事を考えているとパタパタと涙が俺の目からこぼれ落ちる。
手で拭っても拭っても涙は溢れ出てくる。
その涙が結城の頬にも落ちてしまいウウンと眉間に皺を寄せて結城の目蓋はゆっくりと開けられる。
「ごめん、起こしちゃったね」
「伊月・・・」
「うん?」
「伊月の気持ち気づかなくてごめん。俺も、好き・・・だから」
頬を撫でていた俺の手に結城はチュっとキスをしてまた目蓋を閉じた。
(っ・・・結城それ反則)
((ドキドキした。俺の鼓動沈まれっ))
(もう、我慢しなくていいんだよな?俺の欲望を出しても)
4年の思いの果て
あとがき
千波様、ゆうき様リクの伊月相手で純粋に好きな伊月とそれに気づかない主人公でした。
恋する乙メン伊月を目指してみましたがどうでしょうか。
最初あたりヤンデレに近いようなものがありましたが愛ゆえとか言い訳を言ってみる。
伊月は奥手だけど一度ハマったらいけいけどんどんな気がします。
束縛だってなんだってしちゃうよ!みたいな。
苦情は千波様、ゆうき様のみ受け付けます。
リクエストありがとうございました!
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