歩はあわてふためく。

認めたくはないが本来自分も真白もこの6人を受け止める側の人間。

その真白さえもそっちへ行ってしまう事に恐怖を覚える。

いつも気が狂ってしまうほどの快楽を2人で分けていたものが1人で受ける事に。



「いいかい。最初はがっついちゃいけないよ。優しくするんだ」

「やっ・・・あっ」

「歩、気持ちいい?」

「歩サンのイイ所はここだぜ。ほら」

「さわぁ、ん、なぁ」


6人が2人を囲むようにして真白に教えていく。

喜ぶ場所、力の加減、テクニックなどを歩の体を使って教える。

はじめての事に真白は戸惑いながらも6人の言うがままに歩の体に触れた。

1つ1つの反応が新鮮に感じられ6人の笑みも深くなる。


「んっ、あぁ・・・あっ!」

「ほーら歩ちんもっと足広げなきゃ。シロちん舐めれないじゃん」

「うるせっ、真白、ん・・・ソコ舐めんなぁ・・・」

「はむぅ・・・んっむ」


紫原に後ろを入れられながら真白は歩のモノを舐める。

真横では青峰がそんな真白を指導していた。


「意外と素質あるのかもしれませんね、真白くん」

「俺にはネコのじゃれ合いにしか見えないのだよ」

「たまにはいいんじゃない。その逆も、楽しそうだけど」


ねえ、真白?

赤司は目を細めて、行為に夢中になっている2人を見ていた。



後日真白は歩によって禁酒令を出された。

が、飲んだ記憶さえもない真白は何がなんだか分からない状態で。

ただ手に微妙なぬくもりだけが残っていた。





(真白!次は俺がヤるんだからな!)

(何言ってんだよ歩?)

(うるさい!アンアンニャンニャン喘がせてやる!)


今度はお前の番だ!






あとがき

燠様リクの『モテたい!』の主人公歩君がキセキ全員+真白君にどろどろに愛される話です。

どろどろ・・・ですか?

とにかく頑張って愛されてみました、がやっぱり攻めになりきれませんね。

緑間の言う通りネコの戯れのようです。

ちなみに、真白は酔うと抱きつき癖がでます。歩はザルで酔いません。

苦情は燠様のみ受け付けます。

リクエストありがとうございました!







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