「えー歩ちゃん先輩俺らが来る前にすでに戦闘態勢!?やだっ俺今日がんばっちゃお!」
やべぇ!俺の尻がピーンチ!
「高尾ぉ、最初は俺に譲れよ?じゃなかったら轢くぞ」
「わかってますって。それよりも先輩持ってきたんでしょ?」
「ん?おお。バッチリだ。俺のアユちゃんの次におすすめの祐希奈ちゃんのクリスマスイベントのコスチュームだ!」
バーン!と効果音が今にも付きそうな勢いで宮地さんが出したのはミニスカサンタの衣装。
肩出しデザインで、肩紐はレースになっている。
胸元に大きな白いリボンがついていて、腰がきゅっとベルトで絞ってあってふわふわのスカートがより際立つ。
そら可愛い女の子が着る衣装だもん。可愛いに決まってる!
衣装はな!
宮地さんはその衣装とおまけにニーソを持って俺に近づいてくる。
「アハハハ・・・なんで宮地さん近寄ってくるんですかね?」
「ん?当たり前だろ。お前に着せるためだ。逃げんなよ。轢くぞ」
「っやあああああ!!!」
「うっ・・・うっ・・・」
「エッロ」
「流石俺を魅了したアユちゃんだ」
「前引っ張るのはいいが可愛いレースのパンツが見えてるのだよ」
「っ!?」
3人がかりで抑えられちゃ俺も太刀打ちできなかった。
しかもパン一の状態だったからただ着せられるがまま。
しかも俺の愛するボクサーちゃんを脱がされて履かされているのはレースのついた紐パン。
女性のLLだって宮地さんは言ってたけど俺のビックマグナムな息子ちゃんははみ出てる。
恥ずかしくてモジモジと内股になり、スカートの前を引っ張ってたらあろうことか尻が丸見えに。
「モジモジしているのがお尻を振ってるようにも見えんな」
「やっだー!歩ちゃん先輩誘ってる?てか今日歩ちゃん先輩が積極的すぎて俺胸熱なんだけど。ね、先輩、真ちゃんヤろーよ」
「高尾に言われなくても分かってるのだよ」
「ひっ・・・くるなくるな!」
「なあ歩。知ってるか。男が女に服をあげる意味」
もちろん知っている。
男が女にあげる理由それは・・・
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