足が思いっきり征十郎の顔にぶつかった。

そりゃあもう頬が真っ赤ですよ!俺の足で。

ざまぁみやがれと言ってやりたい所だが空気がそうさせてくれない。

征十郎の背中には禍々しいオーラが立ち込められていて俺は思わず息をのむ。


「僕が丁重にお願いしてるのにそんな態度なんだ・・・ふぅん」

「どこか丁重なんだよ。まず人にオナニーしろとか言ってるお前の頭おかしいんじゃねーのかよ!」

「僕の頭はおかしくなんかないさ。いたって正常。でもさ。そう言ってるなら逃げるのが普通なんじゃない?普通人の前でしたくないんだから全力で逃げると思うんだ。でも歩はそれをしない。つまり、」


実は僕に見られたいんじゃないの?

そう耳元で囁かれてイスから落とされる。


「いったぁ・・・」


思いにもよらない行動でおれは受け身をとれず思いっきり尻餅をつく。

四つん這いになって尻を撫でていると、征十郎はパンツとズボン一気に下ろした。


「ひっ!?」

「大丈夫。赤くなってるだけで怪我はしてないよ」

「そういう問題じゃねー!っひゃ、な、めんな!」


征十郎はペチペチと俺の尻を叩き怪我してないのを確認してからペロリと舐める。

その舌の感触が気持ちが悪くて腰にゾクゾクと痺れがくる。

四つん這いのままわたわたと部屋の隅まで逃げる。

征十郎はその俺の行動が滑稽だと笑った。


「頭隠して尻隠さずってのはこういう事なのかなぁ。ねえ、歩」

「っ知るか!さっさとパンツ返せ!」

「やだよ。歩がオナニー見せてくれるまで返さないよ。あとこれも」


これ、とポケットの中から出してきたのは最近手にいれたね●んど●いど
の桜●クだった。

ああー!俺のかわいい嫁が!


「どうする?これを歩の中に突っ込まれたいかそれともオナニーを見せるか」

「っこのド鬼畜野郎!」

「なんとでも。さあどうする、歩?」


征十郎の手にはプリティなくりくりおめめの桜●クのフィギュア。

これをあろうことか俺の尻の穴にいれるだなんてできない。

俺の決断は1つしかなかった。


「・・・やればいいんだろ。やれば」

「話が早くて助かるよ。あ、フィギュアは歩がイってから渡すね」

「っこのドS!」


征十郎はさっきまで俺が座っていたキャスター付のイスに座り足を組む。

視線で早くやれよと俺に訴える。

俺はおそるおそる着ていたTシャツをめくり、何故か若干勃起しはじめた息子ちゃんを右手で触る。









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