「まったく。最初からそういえばよかったものの」

「ん、んぅ・・・ひっあぁぁぁ!」


征十郎は俺のその言葉を待っていたかのように征十郎は人参を引き抜き、間を開けずにすぐに自分のモノを俺の中に入れる。

人参より固く、そして火傷するぐらい熱い征十郎のモノはガツガツと前立腺をめがけて突く。

黒子も胡瓜をその場において、自分の指と口で俺の乳首を転がすように弄る。


「あァ、ん・・・・っあ」

「胡瓜と舌とどっちがよかったですか、先輩」

「し、舌がい、い・・・はぁ、んむぅ・・・」

「あんまり可愛い事言わないでくださいよ。もっとグチャグチャにしたくなります」


可愛くない、と黒子に反論しようと思ったがその言葉はキスによって奪われる。

エプロンは既に俺の先走りやら精液やらでベタベタで、もう布の機能すら働いていない。

自分で脱ごうかと震える手で取り払おうとしたら征十郎は俺の行動に静止をかけるように一気に突く。


「あぁぁぁ!」

「可愛いのになんで取るんだい。台所ではエプロンつけるものだろ?」

「っ・・・じゃ、だい・・ん、どころで・・ヤるなっ」

「それは無理ですね。だって台所で裸エプロンは男のロマンでしょ?」

「お、前ら・・・さっ、きの見たな?」

「もちろん。あの内容を全部知ってる燐ならその後分かるよね?」

「な・・・中に出すなっひぃ、ん」


それは無理な話だね。そう征十郎は笑みを溢し突き上げる速度を増す。

中に入ってる征十郎のモノもさっきよりも膨らみ声からも限界だと分かる。


「出すよ、歩」

「やっ出すなぁぁぁぁぁ」

「ちゃんと出してあげるよ。お風呂場でね」


耳元でそう呟き中から熱いものが注がれる。その感触を感じつつも俺は果てた。

今まで頑張ってキッチンの台を支えにしていたが、手も足もガクガクでその場に崩れ落ちる。

はぁはぁと肩で息をしながら俺の事を立って見ている2人はニヤリと笑った。


「先輩ここは冷えるんでお風呂入りましょうか」

「そうだね。中も掻き出さないといけないだろうし。まっその後すぐに汚れるけど」

「も、お前ら俺に触るなよぉ・・・」


征十郎と黒子は俺を抱きかかえお風呂場へ向かう。

いつの間にか沸かされていたお風呂の中で「中にお湯が入っちゃぅぅ」っていうあの言葉を言わされたり、手で全身をくまなく洗われたり、

風呂場で服を着せられる事もなく全裸でベッドに寝かされ今日何度目かの2人の熱い精液を俺は受け止めさせられた。

あまりに激しい快楽に意識を飛ばし、戻ってきた頃にはあたりは暗く俺の両隣には気持ちよさそうに征十郎と黒子は寝息を立てている。

その顔に腹たった俺は手元の台にあったペンで落書きをしてやった。

征十郎には『絶倫』黒子には『ドS』と額に書いて満足してまた眠った。

2人が起きてその落書きに気づき、お仕置きと題して朝からヤられたのは言わずもがな。

もうお泊りはこりごりだ!つーかお前ら家に来んなし!!





(絶倫ねぇ・・・歩そんなにヤりたかったら言えばよかったのに)

(言ってない!俺なんも言ってねぇし!)

(そんなに苛められたかったんですか。気づかなくてすみません、先輩)

(えっ、嫌、違う!違うんだ。いっ・・・んふぁ)



お泊りは死を意味する。腰的な意味で






あとがき

乃亜様リクの二人が男主の家に遊びに来る、と見せかけてのお泊りでした。

お泊りはしたんですけどただの野菜プレイですね。すみません。

赤司は歩がギャルゲが好きな事は知ってます。

ただ知らぬふりをして見ていただけです。今後のプレイシチュの参考にでも。

黒子は最初から裸エプロンを見たかったがためにカバンの中にエプロンを忍ばせてました。

キッチン+野菜プレイと思わぬオプションつきですが。

苦情は乃亜様のみ受け付けます。

リクありがとうございました!












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