ペシンと背中を叩かれる。

最後、最後と念じながらシャーペンを握る力を込め文字を書いていく。

伊月はそんな俺を見ながら耳たぶをはむっと甘噛みする。


「ひゃっ」

「ほーら。あともう少し」


お前が仕掛けてきたくせに!と心の中で悪態を付きながら最後の式を書いていく。

数字が涙で霞んで見えない。

計算が合ってるかどうかなんてわからない。

ただ文字を書こう、早く解放されようととただそれだけの気持ちでシャーペンを動かしていく。

あと2文字、あと1文字。


「んっ・・・でき、たぁ」

「正解。一番苦手なタイプの問題なのによくできたね」


ご褒美だ、と精液を塞ぎ止めていたボールペンを伊月は抜き取る。


「あああああ!」


ようやく射精できた事に脱力を感じ手足をだらんと伸ばし、体を椅子に預ける。


「これできっと今回の数学はバッチリだよ」

「ね、平均点いったらご褒美くれる?」

「もちろん。でもせっかく俺が教えたのに平均点じゃなあ」


そうだと伊月は俺を後ろから抱きしめて、さっき射精したばかりの俺のモノをクチュリと触る。

出したばかりだというのに俺のモノはすぐに硬さを増す。


「80点以上採ったら水無月に天国見せてあげる」

「ふっ・・・約束だ、あっからね、っん」

「もちろん」


テストは本当に80点以上をたたき出して、先生やカントクを驚かせた。

その後、伊月は約束通り腰が砕けるほどの天国を俺に見せてくれたのはまた次のお話。




(もちろんなだけにモチをプレゼント!はっキタコレ!)

(全然来てない!むしろモチなんてもらってどうするんだよ)

(・・・食べる?)



点数アップの秘訣は秘蜜のゲーム






あとがき

雨様リクの学校でお勉強の話です。

テスト勉強で罰ゲームのシチュはありきたりですがすみません。

それ以外に思いつかなかったなんて内緒。

微裏ってどこまでが言うんですかね?

とりあえず本番はしてないからいいのかな、みたいなそんな曖昧3cm

苦情は雨様のみ受け付けます。

リクありがとうございました!












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