あろう事か花宮はチョコを俺の口の中に放り込み、吐き出さないように口を抑える。


「んぐぐぐぐ・・・!!!」

「ほーら美味しいか?媚薬入りのチョコは?」


コーヒーの粉末の粒粒が苦くて美味しくもねーよ!とつっこみたい。

というか、それよりも何故媚薬入りと知っている花宮!

チョコが口の中でドロリと溶け、吐き出すにも吐き出せずゴクリとチョコの液体を飲み込む。

花宮はニヤリと笑いようやく手を離した。


「んなもん俺が知らないわけ無いだろ?バァカ。どうせ腹いせに復讐でもしようとか考えてたんだろ?あめぇよ」

「っ・・・!死ね!この麻呂眉!」

「ふぅん。そんな事言うんだ?お前の衣服引っペがして柔道部のヤツらの所にでも送るかなぁ」


お前パっと見女っぽいし、パンイチで投げ入れたら食われるよなぁ?

上下の口一杯だーいすきな精液貰えるしいいかもなぁ?

とまるで脅しとも取れるセリフに絶望する。

しかもこれは瀬戸から貰った超強力媚薬で、すでに吸収されはじめているのかジクジクと効果を表す。

つかめっちゃキツイ。瀬戸どっからこんなの手に入れたし。


「んぁ・・・はなみ、やぁ・・」

「どうした?そんな物欲しそうな顔しやがって」


足がガタガタ震える。

俺のモノはズボンを窮屈にしていた。

花宮はクククと喉で笑い、俺の様子をただじっと見ているだけ。

早く言わないと本当に柔道部のやつらにマワされる。


「だ、い・・・ださぃ・・・」

「聞こえねーな?」

「っ抱けっこの麻呂眉!」

「ふはっ言うね。俺をハメようとした罪は重いかんな」


部室のベンチに押し倒され、そのままキスをされる。

俺の口にはまだ特製チョコが残っていて、花宮は思わず眉をひそめた。


「くっそまずい。これを俺に食わす気だったのかよ」

「お前がまずさにのたうち回ってそのうち媚薬でヒンヒン言ってる姿が見たかったんだよ」

「お前の馬鹿さにはつくづく呆れるな。そんな事誰がさせるかってんだバァカ」


ズボンとパンツを下ろされて、媚薬のせいで勃っている俺のモノを花宮は触る。


「ひゃっ!」

「もうビクビクいってら。薬使わなくもただでさえ淫乱ちゃんなのになぁ?」


右手で輪っかを作りシュッシュと上下に動かす。

蜜が溢れ出し、もうちょっとでイくと思った瞬間花宮は手を止める。


「っなんでぇ?」

「俺の誕生日なんだろ?お前が体をもっと使って祝ってくれなきゃ俺がつまらねー」

「おまっえのプレ、んぁゼントは・・・チョコだっひああああ!」









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