「しょうがないなぁ〜」
ようやくイける。解放される。
そう思って力を抜いてしまったのが間違いだった。
「ひぃああああああ」
高尾は俺の性器をイけないように握りしめる。
そしてギリギリまで抜いて一気に突いた。
あまりに強い快楽に目の前がチカチカする。
「っ燐ちゃん声大きすぎ。もしかしたら妹が起きてくるかもよ?父さんも起きてくるかも?」
俺の耳を噛みながら高尾は言う。
高尾以外に見られる。それだけで俺は血の気が引く。
しかし、意識とは裏腹に性器はもっと硬さを増す。
「あはっ。燐ちゃん見られるかもって思ったら興奮したの?変態だなぁ〜。そんなに視姦プレイ好きなら今度真ちゃんの前でヤる?」
「いぁ・・・た・・・かおだけがい、ひぁぁ」
燐ちゃんそれ反則、と余裕のない声で高尾は呟くと俺の中に入ってる性器の大きさが増す。
それに驚いてキュっと締め付ける。
「っは。燐ちゃんイくよ・・・」
「あぁっ・・・い、いよ。キて」
俺の性器から高尾は指を離す。
高尾が中で精液を出した感触を感じ、俺も射精した。
「高尾のバカ!変態!サド!」
「ごめんて言ってるじゃん!流石に俺もやりすぎたって・・・・痛い痛い!」
高尾はあの後抜かずの4発で俺の中に精液を注ぎ込んだ。
おかげで俺のお腹は妊娠したか、と思うぐらいに膨らんでいた。
ようやく抜いてくれたと安心したのはつかの間。
栓がなくなった事により俺の尻から高尾の精液が溢れ出てきて、その感触で声が出てしまった。
その声で興奮した高尾の性器が硬さを戻しそこからまた2発。
計7発もの精液を注ぎ込まれた俺は指すらも動かせなくなっていた。
「明日体育ないからいいけどどうしてくれるんだよぉ・・・声ガラガラだし立てないし・・」
寝ながら高尾を睨むが高尾は何か考えていて気づいてくれない。
高尾はあ!と素っ頓狂な声をあげて俺の髪を優しく梳く。
「明日休もう。一緒にベッドでゴロゴロしてよ?」
「っバカ!!」
次の日高尾は本当に学校に休む手続きをしてくれた。
部活にはメールをしたらしいが、先輩が怒って電話をかけてきたのはすぐの事。
でも高尾はその電話を取らずにサイレントマナーにして携帯をカバンの中へ戻した。
「いいのか?」
「明日怖いかもだけど今は燐ちゃんといるほうが大切だから」
「〜!!!」
俺の彼氏の高尾和成は男前でサドで絶倫だけど・・・いいヤツです。
(っ・・・!!高尾明日覚えとけよぉ。パイナップル投げながらトラックで轢いてやらァ)
((明日が高尾の命日ならなければいいのだよ))
ハイスペック絶倫彼氏!
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