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「それはそうと本題に入ろうよ。Aさんについてなんだけど」

「Aさん、と言いますと‥‥坎の八卦を持つ彼でしょうか?ねぇ、将臣くん?」

「は?‥‥あ、ああ(睨むな弁慶!)あいつだよな。水属性の奴。なぁ景時?」

「ええっ‥?(二人が睨んでくるよ〜)オ、オレもそうだと思うよ〜!ね、ヒノエくん!」

「(オレに話を振るなよ)‥‥それで望美、そのAって奴の何を語らせたいんだい?」

「「(よくぞ口火を切ってくれた!)」」

「ん〜?最近あつも‥‥ゴホン。Aさんね、最強伝説になってるでしょ?気に入らないなぁって」

「あぁ‥‥‥確かに姫君の言うとおりだけど」

「そうですね。最近では神子の力が無くても術を発動していますからね、彼は」

「一度ゆきが絡むと無敵だもの、A殿って」

「俺は直接何かされた訳じゃないから分からないけど。実際どうなんだ、兄さん?」

「あ?‥あぁ、アレな。軽く花畑が見えたぜ

「将臣くんはそうなんだね〜。オレの時は閻魔が日舞をしていたな〜

「それは想像を絶するね。ヒノエくんは?」

「オレかい?‥‥そうだね、命の灯火が消えた気がしたよ

「水剋火だからな。火属性のヒノエがよく生きていた」

「あれ?九郎さん、いつの間に帰ってきたの?」

「いや‥‥‥それは‥」

「ふふっ、九郎も寂しがりですからね」

「神子、リズヴァーンはまだ戻ってこないよ」

「大丈夫だよ白龍。リズ先生は強いから」

「(先輩、心配するのが面倒なんだな‥)」

「何か言った?」

「い、いえ俺は何も!!」

「ふぅ───ん」






 


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