nothing

※純黒後

※かっこいい降谷さんは休暇でベガス行ってます

※なんでも許せる方向け







降谷零という男をご存知だろうか。

立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花とはよく言ったもので、顔良しスタイル良し頭良し、高学歴高収入高身長も欲しいがままにするばかりか料理も出来るわギターも引けるわと、あなた出来ないことあるんですかと胸倉掴みかかりたくなるような出来た男のことである。更には公安警察として、敵組織へ潜入しコードネームを貰うほどの功績を立てつつ、安室透という偽人生をキッチリこなしながら、暇を見て登庁しにくるという仕事の鬼っぷり。

と言いつつも、仕事のできる上司は部下の誇りである。そんな立派な降谷さんの下で、わたしは日夜、黒の組織を追ってリポD握り締めてPCと向き合う日々を送っている。元々サイバー犯罪対策課の一員だったわたしがこの案件に関わることになったのは、降谷さん直々のご指名と聞く。これは栄えあるエリートコースへの道が開けたのではと嬉々として飛びついてみたものの、待っていたのは敵組織へ潜入している降谷さんへの非合法の後方支援作業ばかり。ターゲットにゲームアプリを盗聴アプリと偽装してスマホにDLさせたり、降谷さんの個人情報をクラッキングしたり、組織が携わったとされる企業のDBサーバへ侵入したり、その情報をまとめて『安室透』のファンとしてポアロに通って釣り銭受け取るタイミングでデータをやり取りしたり……公安お得意の非合法捜査は、わたしが一手に引き受けていると言っても過言ではないのかもしれない。だめだ、この職場ブラックだ、おまわりさんこっちです───しまった、わたしだ。

そんなわけで、前線は降谷さんが、後方支援がわたしたちが、そうやって多くの仲間と黒の組織を追う毎日は決して楽なものではなく、2徹3徹当たり前の世界。エリートコースも楽ではないと思いつつ、それでもやり甲斐のある仕事と自負している。尊敬すべき上司、互いに支え合える同僚に囲まれるわたしは何だかんだと果報者なのだろう。

けれど、一つだけ物言うとしたら。



「天城、今夜お前を抱きに来た」



自宅の玄関先でこんなことをのたまう降谷零という上司は、わたしの死ぬほど苦手な人物だということか。

───散々な一日だったと言える。刑事人生はまだ二桁に達していないとはいえ、こんな一度に色々起こる日はまたとないと言い切れる。組織のコードネーム持ちが警察庁の機密情報を持ち逃げした、風見さんからそんな報告を真夜中に受けたわたしは自宅で泡吹いて倒れるところだった。なんとか意識を保ちながら登庁してみれば、核弾頭でも落とされたのかとばかりの大混乱。組織のノックリストが流失したせいで降谷さんにはまともに連絡できないわ、リニューアルオープンしたばかりの東都水族館の観覧車に爆弾が仕掛けられるわ、その近辺でコードネーム:ベルモットの目撃情報が上がるわ、観覧車の上で行方の分からなくなってた上司がFBI捜査官と殴り合ってるわ、未確認未承認のオスプレイに黒の組織が乗り込んでるわ、肝心のノックリストを持ち出した女が死んでしまうわと、もう何から手を付けていいのかサッパリな一日だった。

そんな日をなんとか乗り越して事件の後処理にあたるも、元々完徹2日目だったせいもあり、日付を超えて根を上げたのはわたしが最初だった。しかし優しい優しい風見さんは仮眠室行きどころか帰宅をも許してくれたので、意識朦朧とさせながらなんとか自宅に滑り込んだ。風見さんへは明日赤き翼が授けられる飲み物を差し入れるとしよう。着替えなきゃスーツにシワがとか、化粧落とさなきゃとか、おにぎりくらい腹に入れなきゃ、と思う間もなく自宅のソファに倒れて気絶したわたしの疲労具合を誰も責めることは出来ないはずだ。しかし、数時間もしないうちにインターフォンの不愉快な音がわたしを現実へと意識を引き戻した。時刻は午前4時と10分、誰だこんな時間に不届き者め、とモニタに映し出された顔を見て、あわや悲鳴を上げそうになった。

上司である降谷さんが、そこにいたのだ。


「ちょっ、ふる───じゃないっ、安室さん!? 何してんですかこんなとこで……てかこんな時間になんですか!?」


素顔のままトリプルフェイスを演じてる上司を警察官の住む家の前に晒すわけにもいかず、わたしは即座にドアを開けて降谷さんを玄関に引きずり込んで施錠する。仮にも公安警察の住むマンションなので、セキュリティはそれはもう強固な体制が敷かれているし、この部屋は盗聴器や発信機が作動しないよう、特定のポートでしか通信が開かないよう設定している。そのため、正体露見を恐れる潜入捜査官である降谷さんを招き入れることに抵抗はなかった。

しかし、玄関先に佇む降谷さんは何も言わない。明らかに様子がおかしい。目がぼやっとしてるし、蜂蜜色の髪もぼさぼさだ。格好もいつものグレイのスーツではなく、どこかの作業着をパク……借りたままにしてるのか、白シャツにブルーのボトムス。爆心地でも練り歩いてきたのかとばかりに薄汚れてるし、何より煙臭い。わたしが最後に彼を見たのは、ベルモットの行方を追ってる時に観覧車の上でFBI捜査官と殴り合ってる瞬間だ。仕事してくれ鬼上司と悪態付きながら現場を走り回ってたわたしを褒めてほしいものだ。あれからまだ半日も経過してないのにも驚くが、その後、登庁もせず行方をくらませていたので、てっきり組織の方にノックの疑いを晴らしに行っていたのだと思っていたけど、このボロボロの格好を見るに、その可能性は低いと判断する。というかそもそも、一体何しにわたしんちに来たんだ、この人。何一人で自宅で寝てんだよってガンつけにきたのか。そこまで暇な人ではないはずだけど……と、何も言わない降谷さんを前に此処まで考えること数秒、

わたしは降谷さんに抱きしめられていて、上記のセリフが投下されたというわけだ。


「(……夢か?)」


ハハハ疲労の末に世界で一番苦手な上司からセックスのお誘いがくる夢を見るなんて世も末だ。起きろわたし今回のヤマは数日家に帰れねえぞ〜、と現実逃避をしてみるも、わたしを抱きしめる降谷さんの体温と、鼻孔を擽る土埃と硝煙の臭いは夢なんてたわ言では片付けられないリアリティがあった。つまりこれは、現実ということに他ならないらしい。そうまで考えて初めて、わたしは五臓六腑がズドンと撃たれたような感覚に陥った。

───降谷零という人は、すごい人だった。尊敬もしてるし、誇れる上司だと思う。けれど、だからといって好きになれるかというと話は別だった。なんというか、うまく言えないのだが、この人の『日本を守る』ことへの執着心が、どうしようもなく怖いのだ。この手で守らなければという、一種の強迫観念さえ感じられる正義感は、多かれ少なかれわたしたちへも強いられた。彼は完璧で無欠な人だ、欠けている者の思いが分からない。一つのミスが命取りになる仕事であるのは百も承知だし、ミスるこっちが悪いのは分かっているけど、それでもヒューマンエラーというのは我々が人間であるが故に起こり得る事象であって……と屁理屈捏ねても、ミスを犯すたびに「それでも公安か、天城」とでも言わんばかりの絶対零度の視線が飛んでくるので、わたしは陳謝する他ないのだけれど。

とにかく、怖いくらいの正義感を持つこの人が、わたしは大の苦手だった。職務上、風見さん共々接触が多いけど、それで好感度が増えるわけもなく、寧ろ近くで見れば見るほどこの人の完全無欠さと、突き抜けた正義感は、まるで太陽のようにわたしたちをジリジリと焼き尽くしていく。そんな人に自宅で抱き締められてこんなこと言われた今、わたしの心臓は急激に鼓動を早め始めた。無論、ときめきなどではなく、恐怖で、だが。


「それで」

「ヒッ!?」

「どうなんだ」

「ヒエッ……え、はい!?」

「いいのか、悪いのか。どっちなんだ」


声色は、不機嫌。抱きしめられたままなので、降谷さんどんな顔をしているか分からないが、少なくとも安室透のような穏やかな声とは程遠い。けれど、その不機嫌さはわたしが資料作成に手間取ったりした時によく聞く声音ではなかった。なんというか……不機嫌ではあるんだけど、どこかこう、拗ねているというか、へそ曲げてるというか───そこまで考えて、何をバカなど自分を叱責する。相手は降谷さんだぞ、降谷零だぞ。そ、そんな子どもみたいな態度、部下に取るはずが……。


「長考するな天城」

「ひぎっ……!?」


降ってくる声は、業務時によく降谷さんに注意される文言。問いかけには長考するタイプのわたしは、よくこうやって指摘される。そこはわたしの悪い癖。直さねばとは思うけど、今この場において長考するなは酷すぎやしませんかね、降谷さん。おまけに腰や肩に回された腕の力が一層強まって、思わず情けない声が上がる。


「二者択一。すぐ選べるだろ」

「かかかかか勘弁してくださいそんなすぐ決められることじゃアイテテテテテテ降谷さん待ってホント締まってる腰キてるすごいキてるからあっ!!」


お、おかしい。この人、おかしい。普段はいい意味でおかしい人だと思うが、今日は悪い方に振り切ってないか。いやほんと何言ってんのこの人、YesオアNoの一言でわたしが降谷さんに喰われるかどうかが決まるの、おかしくない?

そ、そうだ。なにかの間違いだ。


「ちょ、ちょっと待ってください!」


ぐ、と降谷さんの肩口を押す。くそっ、ビクともしねえ。失礼承知で、ドン、ドン、と力いっぱい肩を叩くと、降谷さんはようやく腕の力を緩めてくれた。それでも腰はガッツリホールドされたままだ。上半身を大きく反らすことで、ようやく降谷さんの顔を見ることができる。彼我の距離は腕一本分もない。ヒエッと悲鳴を上げそうになるが、ぐっと飲み込む。わたしを見る降谷さんの表情は……よく分からない。強いて言えば、ぼーっとしてる、という言葉が相応しいのだろうか。それはそれで、この人からは程遠い形容詞であるが。

ぼーっとしている───そこでわたしは、あることを閃いた。


「あ、あのっ……つかぬことをお伺いしますが、降谷さん」

「なんだ」

「ぜ、前回就寝されたのはいつ頃で……?」

「4日前から記憶にない」


アッこれ睡眠不足のせいで頭おかしくなってますね。

睡眠不足は脳に酸素が足りなくなる状態が続くという。なるほど完全無欠の降谷さんでさえポンコツになるわけだ。特に降谷さんは件のキュラソーだけを追ってたわけじゃない。わたし同様、その数日前から完徹が続いていたのだろう。よし、じっちゃん、謎は全て解けた。


「あ、あのですね、降谷さん。まずは仮眠しましょう。ベッドは貸しますから、ね? 問答はその後でも遅くないかと!」

「何故だ」

「いやいや降谷さん、胸に手を当ててよく考えてみてください」

「……こうか?」

「自分の胸にだよ!!」


真顔で首を傾げながらわたしの胸に手を当ててくる降谷さんに、思わず敬語がポロリとドロップアウトした。い、いかん。相手は鬼上司。冷静になれ。


「睡眠ですよ、睡眠! ここ数日色々ありましたし、降谷さんもお疲れなんですよ! さ、寝室はあっちです。それとも先にシャワーにします? お腹空いてるなら食事もありますよ?」

「お前がいい」

「聞こえない! おかしなこと言ってる降谷さんの言葉なんか聞こえない! ほら、お味噌汁ありますよ! しじみですよ、しじみ!」

「二日酔いと勘違いしてないか、お前」

「今この場で降谷さんに論破されたくなかった……ッ!」


もうやだこの人、どうしてこうなるまで放っておいたんだ風見さん。いや、わたしをお家に返してくれた優しい優しい風見さんは責められない……!

大体、抱きたいとか抜かしてるけどなんなのほんとこの人。女が欲しけりゃ買える店に行けよ、金なら腐るほどもらってるだろうに。……そうだ、溜まってるなら発散させる方法は、何も一つではない。だというのにこの人はここへ来た。よく叱りつけるだけの、プライベートでは全く付き合いのない部下の元に。一体、なぜ。


「だ、大体、なんなんですかあ、いきなり! だっ抱きたいとか……は? え? ふ、降谷さん、まさかとは思いますけど、わたしのこと好きなんですかっ!?」


好きだったらオーケーとかいうワケでもないが、とにかく話を逸したくて噛み付くように問いかける。

降谷さんに好かれてた自信があるかと言われれば、全くない。プライベートでの親交はないし、寧ろ、ばかみたいなポカやらかすわたしはいつも降谷さんに怒られてばかりだ。バカな子ほど可愛いとかそういうアレだろうか。確かに迷惑かけてる頻度は誰よりも高い自負はあるが、そこから好意らしい好意を感じたことは一度もない。またかこのクソポンコツとばかりに顔をしかめて睨みつけてくることが彼の愛情表現だとしたら、この人は根本的に人として間違ってると思う。そうだ、やっぱり何かの間違いだ。降谷さんが、わたしのこと、好きだなんて……。


「……ノックリストが流失して」

「っ、え?」

「連中に銃口を向けられた時、それでも生き残る方法だけを考えた」


飛躍した話をどうにか飲み込もうと必死に頭を回転させる。ノックリストが盗まれ、組織の連中に捕まっていた降谷さんは死の間際までそんなことを考えていたらしい。銃を向けられ、裏切り者として始末される、そんな数秒先の未来を、この人は考えない。生きることを、生き残るをことを考える。全ては彼の肩にかかる正義のために。

―――末恐ろしい人だと、ただそれだけを思う。この人は、正義のために生きる意義を諦めようとしないのだ。人としての生存本能などという、可愛らしいものではない。生きたい、ではないのだ。死んではならない、なのだ。この人の思考は。それを想像できてしまうから、この人を恐ろしいと思うのだ。

けれどそんな人は、わたしを抱きしめて愛おしげに額を寄せた。


「……不思議だな。何をしに此処へ来たのか、今ようやく分かった」

「な、にを、」

「おまえの顔を見て初めて、俺は生き残ったと実感できたんだ」


片方の腕はわたしを逃さないよう腰をホールドしたまま、もう片方の腕を上げてわたしの頬を軽く摘む降谷さん。感触を楽しむかのようにふにふに指を動かして、ぼんやりした表情の降谷さんはゆるゆると微笑んでいく。それはわたしが今まで見たことのない柔らかな表情。安室透としてではない。降谷零としての、凪いだ湖面のように静かで、穏やかな笑顔。少しだけ細められたその青い瞳は、まるで恋人を見つめるかのように愛しげに弓なりになっている。

息もかかるその距離の中、私は呼吸の仕方を忘れたみたいで。


「……なんで、おまえなんだろうな」

「な、なん、」

「おまえなんて好きになんてならなければ、これからも泥の中でも息をしていられたのに」

「ふ、ふるや、さ───」


「天城の顔見たさに、泥から這い上がってしまいたくなったんだ」



どうかしてる、と、わたしを覗き込む海色の瞳は、怖いくらいにきれいだったから。だからわたしは、わたしは彼を───。





***





「おはようございます、風見さん」

「ああ、おは───天城!? お前っ、どうして、」

「流石に昨日の今日で丸一日お休みは頂けないですよ……やることは山積みなんですから、わたしに出来ることは可能な限り片付けます。……げ、昨日走らせてたデータのリストア、まだ終わってないし……しゃーない、風見さんの検証機、借りますね」

「それはいいが……き、昨日、降谷さんとは何ともなかったのか、お前……」

「やだなんで風見さんが知ってるんですか、まさかわたしのことハメたんですか」

「ち、違う! 降谷さんに予定を聞いたら、お前の家に行くと言われただけだ。だからその、そう考えるのが普通だろう……」

「いやそこは全力で止めてくださいよ風見さん……」

「……降谷さんを止められる訳ないだろ」

「そうですよねえ……あ、とりあえず降谷さんはウチで寝てます。しばらく睡眠取ってなかったみたいなんで、あと数時間は連絡入れないでおきましょう」

「あ、ああ……」

「全く、とんでもない一日でしたよ……」

「そ、そうだな……」

「……」

「……」

「……」

「……」

「……それで、どうだったんだ」

「え、なにがですか」

「降谷さんとだよ! その、色々あったんじゃ……」

「なんでそんなことまでバレてるんですか……やだもー、風見さん誰にも言わないでくださいよ。色々面倒なんで」

「そ、それはまあ、勿論だが……それにしてもお前、すごいな」

「どこがです」

「あの降谷さんを落とすなんて」

「……自分でも驚いてます。生きてりゃ奇跡の一回や二回起こるもんですね」

「いや、まあ……とにかく、名誉なことじゃないか、天城」

「そぉですか……? 他の誰かにバレた時のこと考えると、今から胃がキリキリ傷んでしゃーないですよ」

「まあ、あの人すごい人気だからな……」

「そーですよ。それをこんなちんちくりんな小娘がー、とかイチャモンつけられる未来しか見えないですもん、ほんと面倒なことになった……降谷さん、何も覚えてなければいいけど……」

「い、いや、流石にそれは無理じゃないか?」

「昨日の降谷さん、完徹続きでガタがきてたみたいですし、ワンチャンありませんかね」

「ないだろ……」

「ですよね……うああぁあ、次会った時、どんな顔で降谷さんと顔合わせればいいんだろ……風見さん、わたししばらく在宅勤務がいいです」

「やめてくれ……今は猫の手も借りたいくらいなんだぞ……」

「言ってみただけですぅ……」

「……」

「……」

「……」

「……」

「……はあ。仕事、するか」

「……はい、風見さん」






「(しかし、降谷さんも可哀想に。やるだけやったってのに、天城の奴、全く意識してないじゃないですか……これを期に降谷さんの気持ちに、気付けばいいと根回ししたのが仇になったのか……? いや、こうでもしなきゃ事態は動かなかったに決まってる。降谷さんは素直じゃないし、天城は降谷さんのこと怖がってるし……いや、悲観しすぎるな。お互い子どもじゃないんだし、肉体関係から始まる何かも、きっとあるはずだ……!)」

「(しかし、降谷さんも可哀想に。完徹続きでポンコツと化した挙げ句、部下にカンヌキかけられて気絶するとか、華々しいキャリアに泥塗られたようなもんでしょ、バレたら殺される……っ!! 風見さんにバレてるのは想定外だったけど、この人は口硬いし、降谷さんの失態を口外するようなことはしないはず。わたしもこの秘密は墓場まで持っていきますから、降谷さんもどうか、昨日のアレコレは忘れていてくれますように……!)」





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ゼロの執行人に滾った記念(二回目)

2018/06/15


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