「アンタだって充分予備軍だぞ。」
その言葉を聞いてバッシュの笑いがぴたりと止まる。
(あの温厚なバッシュを怒らせたのか?!)
ヴァンは痛む口の両端を掴んでいる手を退ける努力をしながらそんな事を考えていた。
「いや、本当にすまない。
仲が良い君達を見て愉快でね。
ははは、でも確かに私も予備軍かもしれないな。」
そう言い終わるとバッシュはまた可笑しそうに笑い出した。
((…大人だなぁ。))
なんて思いながらヴァンとバルフレアの二人はがっくりと気を落とした。
終われ(爆)。
2008.12.29.mon. norika 拝