キスマーク





「ふ、映えていてとても似合う」
「…は、恥ずかしいよぉ…」


庭に咲く紅葉を見ようとセブが言うものだから賛成した。

そう、見ようと言ったから。
でもね?


「これはないよぉ…」


‘これ’とは【キスマーク】


「真っ赤な紅葉」が綺麗だからと言ったら、急に私を押し倒して、首や胸に辺り一面に散らせ始めたのだ。



「綺麗に咲いているぞ」


にやっと口許をあげ、満足そうにしている。
そう言って、また首や胸元み落としていく。


「やぁあ、もう止めてよう!?」


身をよじりながら抵抗するアリスだが、セブは一旦顔をあげニヤリと口角をあげると下にするすると下がった


「首や胸元が嫌なんだろ?」


そう言うやいなやお腹や脇、ふくらはぎにかけて接吻を降らし始めた。


「きゃあ!?」


突然のことに大きな声をあげてしまった。そして慌ててセブを退かせようと試みるが、お腹や脇、ふくらはぎの接吻の感触に感じてしまい、試みすらままならなかった。


「クク…感じるのか?アリスは何でも感じるのだな?淫乱な女だ」

「違っ、う」


さわさわと指で撫でると否定の言葉が漏れるが、効果はなく、


「違くはないだろう?こんなも「あぁん」乱れるんだ「やめっ//」からな」

執着に接吻をすれば、それだけで喘ぐ淫らなアリスに興奮したセブは、己が満足するまでずっと接吻をし続け、アリスは散々喘いだ結果
朝にはアリスの体にはほぼ全身に赤色のマークが付いていたという。


END
20130928

(可愛いのだから、仕方あるまい)


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