▼リウの登場シーンと美人観
《中略》
黒い靄が襲ってくる。
嫌だ、誰か、助け、て
「弱い者虐めとは、あまり感心しないなぁ」
シャラン、と鈴の音が聞こえたかと思えば、辺りに立ち込めていた真っ黒な靄が悲鳴のようなものをあげて穴を空けていった。その穴から差し込む日差しが、先程まで靄に包まれ光を見ることのなかった目にはとても眩しいものに見えて、瞬間に手でそれが直接目にかからないようにし、目を細める。悲鳴が小さくなるに連れて晴れてくる視界に段々と目も慣れ、そして頭上から伸ばされた腕を見留めたことにより、すぐ後ろに誰かが立っていることにようやく気がつく。
「大丈夫だった?」
勢い良く振り返ってみれば、そこにいたのは光に晒されきらきらと輝く金糸を持つ、美しい気を持つ少年だった。
*
リウはよく見ると美人。だけどイケメンの方が性格的に言葉は近い。
たまに雰囲気が美人で周りがドキッとする。そういう時は本人無意識でリアエルオーラ放ってる。
ラオはガチ美人。ふつくしい。
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