▼ロア氏の今までと現在とこれから。

最初に、ロアというのは偽名です。
本名はヒ・ミ・ツと言ってロア氏がなかなか教えてくれません。
ドケチ。


まずロア氏は小さい頃、母親に捨てられている。父親は知らない。母親は多分娼婦か何かだったのかな。

ロア氏がフェミニストなのは昔自分を拾ってお世話してくれたすっごい大好きな女性型の化身(母親のような姉のような存在。人間とほぼ変わりない)がいて、その人に「女の子は大切にしなきゃ駄目よ?」と言われていたから。
彼女のお蔭で心がささくれずに純粋だったロア氏は彼女の言葉に「うん!」と何度も首を縦に振っていました。

小さい頃からロア氏は天才で、彼女が家に置いていた小難しい本も殆ど内容を理解し、時には実行したり、新しい発見をしては彼女を驚かせたり、喜ばせていました。
ロア氏は彼女の反応が嬉しくて、そのまま研究者への道へと進んでいきます。
後の学界を騒がす若き天才(笑)である。

その後彼女が殺されるか何かで死んで、ちょっと天才だった為におかしな方向に思考をやってしまったロア氏は「彼女をこの手で蘇らせる」とそれから思念研究に没頭し始めます。
彼女の存在は本当の母親に捨てられたロア氏にとって凄く大きな存在でした。
この辺りでちょっと怪しい組織から「うちで研究してみないか」と声がかかります。
研究資金と材料はこっちで用意するから、的な。
勿論OKしちゃうロア氏。
この時のロア氏、かなり頭おかしくなってます。

しかし亡くなってしまった者は当然帰ってこない訳で。
結局、割と最近ラオに振られた(笑←)ばかりのリウに殴られて目の覚めたロア氏は、研究施設やら何やらを揃えた怪しい組織からも抜け出します。
(その時のリウは少しは落ち着いたものの、まだちょっと精神安定してなかったので、二人してこの当時のことは黒歴史として触れないようにしています)

現在は研究の為に無残に消えていったモノ達への償いとして、彼女の蘇生の為に手を出していた医学で自分の出来る範囲で、と小さな診療所を開いています。
無茶苦茶な研究からは足を洗いましたが、現在の野望の為の思念研究は欠かさない。
という訳で、解剖させてくれへん?

そして後に助手として美人なお姉ちゃんが入ってきて尻に敷かれるといいと思う。

ちなみにロア氏は根っからのモヤシ野郎。
助手の姉ちゃんは強いといいと思う。

2011/09/11 23:43 (0)

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