イレギュラー | ナノ

 第十五話仲間が増えたよ!

『いっちば〜ん!』
ガチャッとアジトの玄関を開けると、
『え』
リビングの床に二つの死体が転がっていた!!
『ええぇぇー!!』


■しばらくお待ちください■


「どうしたんですか? 夜兎さん」
『いや、リビングに死体が……』
「ん?」
完全に硬直していたわたしに声をかけた鬼鮫が、死体の片方を見て、言った。
「これは、再不斬の小僧ではないですか!」
『ふえ?』
再不斬って、あの再不斬?
波の国で、死んじゃうはずの?
あ、よく見ると断刀首斬包丁がある。
わたしが木の葉を抜けたのは、カカシ班が結成してすぐ。
Dランクの任務を5つほどクリアしたときのことだ。
だから、私は初めて肉眼で桃地再不斬を見ることになる。
まぁ、言っても死体だけど。
「夜兎、コレ食ッテイイカ」
『何で私に聞くの? 黒ゼツ』
「ここに君のだって書いてあるからね」
そう言って差し出されたのは、一枚の紙切れ。
えっと、何々?

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