イレギュラー | ナノ

 第八話別れと再会

『とりあえず、海図がいるよ』
「夜兎ちゃんの時空眼は対象を見たことがあるか、自分からの方向と距離がわからないと使えないもんね」
『不便だよ、まったく』
やれやれとため息を吐けば、苦笑された。
失礼な。
「シャボンディ諸島はココだね」
『じゃ、移動する』
マダラの腕を掴んで、目を開ける。
『時空眼!!、転送!!』
いつの間にか慣れた浮遊感は、ほんの一瞬で足に伝わる地面の感触に変わった。
「……シャッキー'S ぼったくりBAR……」
『うん、名前についてはツッコむな』
呆然としているマダラというのは貴重だが、それを目に焼き付けることができないくらいわたしも呆然としていた。
悪意があるんだかないんだか。
『こんにt「夜兎ちゃーん!!」』
ドアを開けた瞬間、アホのペインに抱きつかれました。

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