幼い頃の幸せな時間 | ナノ

こちらでは、裏話や本編の補足的なことを書いてあります。一部の内容は忍足さんの長編「あなたとなら幸せになれる」と被ります。
※まとまりがありません

始まりは、跡部さんのキャラソン「…みたいなアルケー。」を聴いて、跡部さんに忘れられてしまっているヒロインという設定を思い付いたことです(思い付いたというより、曲の内容そのままですね)
 (追記)2023年10月4日の諏訪部さんのツイートによれば、『未来視』のつもりで書かれたそうですね
曲のストーリー通りだとヒロインは跡部さんに思い出してもらえず(歌詞では夢の中では思い出している、もしくは思い出しかけている。でも、起きたら忘れてしまう)、悲恋になってしまいます
基本的にハッピーエンドが好きなので、ヒロインが幸せになる結末を考えた結果、忍足さんと幸せになるというストーリー展開を思い付きました
そして、忍足さんの長編を書き始めましたが、途中で「やっぱり跡部さんとのハッピーエンドも書きたい」と思い、跡部さんとの話も考えました
ちなみに、ヒロインが跡部さんに忘れられている理由は特に考えておりません(突っ込まないで頂けると助かります)
とりあえず、記憶喪失ということはありません
幼少期のヒロインと跡部さんのエピソードも、あまり詳しい設定はありません(考えてはいるのですが、いまいち内容がまとまりません)
一応、二人が出会ったのは6〜7歳くらいで、小学校に上がるか上がらないかの頃だということだけは決まっています
ヒロインが何らかの理由(父親の仕事の都合とか)でイギリスに一時期にいて、その時の遊び友達だったと考えています
子供だったので連絡先の交換などはしていなくて、ヒロインが日本に帰った後は手紙や電話などのやり取りはありません
跡部さんが渡した指輪は街中の露店とかで売っていたもので、大人用のサイズだったと考えています
跡部さんと一緒にいた時に、その指輪を見かけて気に入ったヒロインですが、お金を持っていなくて諦めていました
その事を知っていた跡部さんがプレゼントしてあげようと、後で密かに買っていました
ちなみに、指輪をしまっていたリングケースは後からヒロインが自分で用意したものです
ヒロインは跡部さんがテニスで活躍しているのを雑誌などで見ていて、跡部さんが氷帝にいるのは知っていました
ヒロインが氷帝に転入して来たのは、4月の始業式ではなく5月のつもりです
忍足さんの長編では消極的なヒロインでしたが、こちらでは途中から前向きに行動させました
なお、こちらの忍足さんはヒロインを好きになってはいません
でも、なんだか複雑な気もして、下書きの段階では、ヒロインを応援してくれる役を日吉にしていました
ですが、日吉は他人の恋愛に口を出すタイプじゃないなと思い、結局は忍足さんにヒロインを応援してもらう事にしました
実はヒロインに跡部さんのことを「景ちゃん」呼びさせたかったのですが、小さい頃でも跡部さんが嫌がりそうなので止めました
ヒロインと樺地が話をする場面はありませんが、少なくとも樺地はヒロインを知っていると思います(樺地の方が跡部さんと先に出会ってますし)
そして、樺地は密かに二人を見守ってくれていたんじゃないかと思います
11話「約束を守ってください」での回想の跡部さんの最後の台詞の後に続くのはプロポーズ的な言葉です
後日談「私はあまりにも幸せです」で、もう一度ちゃんとヒロインにプロポーズした跡部さんは、すごくヒロインを大事にしてくれて、一生かけて幸せにしてくれると思います
「私はあまりにも幸せです」は梔子(くちなし)の花言葉で、八重咲きの梔子はウェディングブーケによく使われるそうです
念の為に書いておきますが、後日談では食事をするだけで、その後は跡部さんがヒロインを家まで送ってくれます
この長編のタイトルの「幼い頃の幸せな時間」は「木香薔薇(もっこうばら)」の花言葉です
他の花言葉は「初恋」「あなたに相応しい人」などで、この長編の内容に合っていると思います
木香薔薇は樹木全体を覆い尽くす様に花を咲かせて豪華ですが、一つ一つの花自体は小さくて可愛らしくて、ヒロインのイメージに合うかなと思っています


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