こちらでは、裏話や本編の補足的なことを書いてあります。一部の内容は跡部さんの長編「幼い頃の幸せな時間」と被ります。 ※まとまりがありません ▼ 始まりは、跡部さんのキャラソン「…みたいなアルケー。」を聴いて、跡部さんに忘れられてしまっているヒロインという設定を思い付いたことです(思い付いたというより、曲の内容そのままですね) (追記)2023年10月4日の諏訪部さんのツイートによれば、『未来視』のつもりで書かれたそうですね ▼ 曲のストーリー通りだとヒロインは跡部さんに思い出してもらえず(歌詞では夢の中では思い出している、もしくは思い出しかけている。でも、起きたら忘れてしまう)、悲恋になってしまいます ▼ 基本的にハッピーエンドが好きなので、ヒロインが幸せになる結末を考えた結果、忍足さんと幸せになるという展開に ▼ 何故、先に跡部さんと幸せになる結末を考えなかったのか、自分でもちょっと不思議です ▼ 多分、曲の中では跡部さんとヒロインの関係が終わってしまっていたように感じたからじゃないかと思います ▼ とにもかくにも、まずは忍足さんとヒロインの話として長編を書き始めました ▼ ちなみに、ヒロインが跡部さんに忘れられている理由は特に考えておりません(突っ込まないで頂けると助かります) ▼ とりあえず、記憶喪失ということはありません ▼ 幼少期のヒロインと跡部さんのエピソードも、あまり詳しい設定はありません(考えてはいるのですが、いまいち内容がまとまりません) ▼ ヒロインが氷帝に転入して来たのは、4月の始業式ではなく5月のつもりです ▼ 話の流れ上、ヒロインは跡部さんへの想いを諦めることになるので、少し消極的な性格になっています ▼ その為、あまり前向きじゃないヒロインに不快感を持たれてしまうのではないかと心配でした ▼ 跡部さんについても、酷い奴だと思われないか心配でした ▼ 跡部さんを悪者にする気は微塵も無かったので、出来る限り心情を書いてフォローしたつもりです ▼ 忍足さんはヒロインが好きなあまり、狡い部分があったり余裕が無かったりしています ▼ その辺りが受け入れられるか、というのも心配でした ▼ 忍足さんがヒロインを想う気持ちは、あくまでも純粋なものです ▼ 忍足さんは片想いで、ヒロインには好きな相手がいるから、不安になって嫉妬してしまっただけです ▼ 11話の「嫉妬の為の無実の犠牲」がシリアスな話なのに、忍足さんがヒロインを○○ちゃん呼びすることにすごく違和感がありました ▼ でも、急に呼び方を変えるのもおかしいので、そのままにせざるを得ませんでした ▼ 12話の「私の恋を知ってください」でヒロインは忍足さんを名前で呼びますが、本当は【少し前に忍足さんから名前で呼んで欲しいと言われていた】という設定がありました ▼ それで、ヒロインは【先輩を下の名前で呼ぶのは…】と遠慮していたという感じです ▼ 後書きでも触れましたが、ヒロインは楽なほうに流されたのではなく、ちゃんと忍足さんを好きになっています ▼ だからこそ、後日談「幸福はあなたのもの」でのように忍足さんを幸せにしたいと思っています ▼ そして、後日談「幸せを願っています」での「幸せにしてあげられなくてごめんね」というヒロインから跡部さんへの台詞がある訳です ▼ なお、ヒロインはテニス部のマネージャーに戻ることはないと思います ▼ この長編のタイトル「あなたとなら幸せになれる」は『黄色のヒヤシンス』の花言葉です ▼ ちなみに、ヒヤシンスの花言葉はいろいろあり、「優しく可愛い」「初恋」「控えめな愛らしさ(白)」「初恋のひたむきさ(紫)」などはこの長編のヒロインのイメージに重なるかな、と思っています ※花言葉は色別のものも含め、他にも花言葉があります ▼ ですが、この長編でのヒロインの密かなイメージは『白詰草(しろつめくさ)』だったりします ▼ 後日談「幸福はあなたのもの」の内容に繋がるのですが、白詰草の花言葉は「幸福」「幸福」などで、【ヒロイン=忍足さんにとっての幸福】という感じです ▼ 【ヒロイン=忍足さんにとっての幸福】というのは、とある曲の歌詞『さよなら僕の可愛いシロツメクサと〜』からアイディアをいただきました ← |