ひとめぼれ | ナノ




 このサイトでは一番長い連載になりましたが、最後までお付き合い頂きまして、ありがとうございます。連載当初の予定とは違ってしまった部分もありますが、無事に完結させることが出来ました。

 学生らしい甘酸っぱいといいますか初々しい話を目指しておりました。そして、財前くんの一目惚れから始まっていることもあり、純情で可愛らしい財前くんになりました。ヒロインのことが好き過ぎて、意地も張れないという感じです。ヒロインに対して毒舌を吐いたりしないというのも、猫を被っているとかではなくて、好きだから自然と丁寧な口調になってしまう感じです。それにしても、関西弁の敬語には手こずりました。普通の関西弁も分からないんですけどね。なお、ヒロインが同い年や年下だったら、また違う感じの財前くんになっていたかなと思います。今回は二人がゆっくりと仲良くなっていく過程を書きたかったのですが、そこそこ達成出来たかなと思います。一気に読むと、けっこう急展開な気もしますが…。きっと、今後も二人は二人のペースでゆっくりと歩み寄っていくことでしょう。

 それでは、ここまで読んで頂いて、ありがとうございます。


2013.06.08 四片

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