捧げ物 | ナノ


▼ 02

どうも、コナツ=ウォーレンです。

ここブラックホークに人をいじめて嫌がる姿を快感にするドS毒舌腹黒少女ななしが入隊してから、毎日毎日我が上司との怒涛の攻防が繰り広げられています。

言葉で。
今日はそんな彼女の紹介。

「やーいやーいサングラスぅー」
「何その小学三年生並みの囃し方」

「私が小三だったらサングラス少佐は……卵??」
「胎児にすらなっていない!?這煤v

「むしろ精子?」
「何故!?」
「いや、変態だし…」

「俺が変態なのはもう確定事項なの?」
「はいっ!!」

「うんいい返事!!」
「サングラス少佐は変態ですっ!!」
「とてもいい返事ありがとう!!」

「どういたしまして!!」
「お礼はしてないけどね!!」

「あ、イケメン上司じゃないですか。おはようございます」
「取って付けたような挨拶だね…。まぁ、おはよう」

「あなたじゃないですアヤナミ様です」
「確かに今少佐とは言わなかったけども!!でも明らかに俺を見て言ったよね!?」
「寝言は寝てから言って下さい」
「アヤたんは確かにイケメンだよ!?俺が言うのもなんだけどかなりの美人さんだけども!だったらアヤたんを見て言おうか!!!」

「は??何言ってるの馬鹿じゃないのサングラスばか」
「どうしてそんなに罵られるの!??」

「だってちゃんとアヤナミ様見たら勘違いした少佐をいじめれないでしょ??」
「小首傾げて可愛い顔しても無駄だから。そんなんで取り返しつかないから!」

「そ、そんな…!!」
「どんだけ自分に自信持ってるの!??」
「自分っていうか…。サングラス少佐は女の子ってだけでもう何でもいいのかと」

「俺にだって好みとかタイプくらいあるんだよ」
「ですよね。サングラスじゃないとね」
「サングラスじゃないんだなぁ!!」

「えっ……」
「心底驚いてるね」
「はい。びっくりしました」
「思わず素直な敬語が飛び出すくらい?」
「はい」

「こっちもびっくりだよ。そんなんでしか素直な敬語使ってもらえないなんて……」
「分かりました敬語にします」
「君の場合はむしろ敬語だからこそ傷付く言葉が沢山あるよねっ」

「そうですよ?だから今までも結構敬語使ってるじゃないスか」
「そんな体育会系の敬語は初めてかな!」

「たいくかいけー??私違いますよ。サングラスさんと同じにしなで下さい。だってザイフォン操作系ですから遠距離ですって自己紹介で言いましたが忘れたんですか馬鹿ですか馬鹿ですね」

「一人で結論付けちゃったよこの子…」
「偉いでしょう?誉めてくれてもいいんですよ」
「まぁ、話しながらもちゃんと仕事片付けられるのは尊敬するけど」

「他にも尊敬するとこ沢山あるよ」
「え、俺友達??」
「おもちゃ」
「だよね……」

「仕事したらどうですか」
「ななしの精神攻撃がハンパなくて仕事なんて出来ない」

「精神攻撃?じゃあアヤナミ様鞭ですよ。少佐はやっぱりアヤナミ様の鞭じゃないと駄目みたいです」
「違うよアヤたぁーんっ!!!!ちょっと嬉しそうに鞭出さなくていいから!!」

「ほらほら。アヤナミ様に喝入れてもらいましょうよ」
「嫌だねっ!!!!」
「あっ」

「チッ。逃げたか…」
「暫くしたら私捕まえに行きますよ。逃がしたの私ですし。とりあえずこれ終わらせますね」

ななしのおかげで助かっている場面が沢山あって。
例えば、今とか。
ななしが少佐の相手をしているから僕らが助かってるのも確かだし。
逃げた少佐を追い掛けてくれてるのも助かるし。
何だかんだで少佐の分の仕事もしていて。
サインだけしたら終われる状態になっていたり。

「よし。じゃあ少佐探して来ますよ」

今やった仕事も実は少佐ので。
少佐を捕まえて戻って来させたら仕事出来るようにサインだけで終わらせられるようにしていた。









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