07短編 | ナノ


▼ おまけ

「アヤたん、どしたの?」
「…昨日の買い食いを見られていた」
「え、そうなの!?」
「見事揺さぶられた。今日の放課後は荷物持ちだ」

……そんな事しそうな子には見えないけどなぁ。

「ななしちゃん、アヤたんと何のお話してたのー?」
「ええ!?言わないでって言われてるから!!」
「あは☆大丈夫、もうアヤたんに大体聞いてるから!!ななしちゃん側の話聞きたいなって思って」
「そうなの?えへへ、アヤナミ君も私と同じ気持ちだって!!照れるよね、しかも私が初めての彼女!」

……彼女?
ん?

「ちなみにぃー。アヤたんに口パクでなんて言ったの?」
「やだ、恥ずかしいっ」
「アヤたん教えてくれなかったんだよねぇ」

アヤたん曰く、『かいぐい』。
でも、もしかしてこれって…

「だいすきって言ったの!!えへへ、照れる…」

やっぱり!!
うわぁ、めっちゃ面白いなにこの二人!!
これは……

俺が更に引っ掻き回さなくては!!










end.
お題配布元:確かに恋だった 様

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